ジェシカ・ジョーンズとパニッシャー、マーベル・スタジオ作品へ登場可能に ─ 2年縛り契約が終了

Netflixで配信されていたマーベル・コミック原作ドラマのキャラクターより、ジェシカ・ジョーンズとパニッシャーの実写映像化権がマーベル・スタジオの元に戻ったと見られる。
ジェシカ・ジョーンズとパニッシャーはNetflixにて「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」「Marvel パニッシャー」として単独ドラマ化を果たしていたが、2019年2月に製作終了が発表されている。この契約には「Netflixでの製作終了後(キャンセル後)、Netflix製作でないドラマシリーズや映画には最低2年間登場できない」という縛りがあったが、2021年2月19日(日本時間)をもってちょうど2年が経過した。
既にマーベル・スタジオの元には、ジェシカ・ジョーンズやパニッシャーよりも先に製作終了されていた「Marvel デアデビル」「Marvel ルーク・ケイジ」「Marvel アイアン・フィスト」の権利が、2020年秋に戻っている。ジェシカ・ジョーンズとパニッシャーの“2年縛り”も終了したことで、“ディフェンダーズ”と私刑人フランク・キャッスルの全員が、マーベル・スタジオ実写作品に登場可能となった。
これらNetflix出身のマーベル・ヒーローたちの合流について、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は「何事にもありえないことはない」「すべてに可能性はあります」とコメントしている。現時点で確たる情報は伝えられていないものの、マーベル・シネマティック・ユニバースはDisney+(ディズニープラス)配信のドラマ作品でサプライズを仕掛けたり、マルチバースの到来を示唆していたりと、いついかなる時もファンを油断させていない。
もしもNetflixのヒーローたちがMCUに合流できるとしたら?権利上の障壁もクリアになった今、夢の共演の可能性を考えてみるのも楽しい。