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『ジャスティス・リーグ』再撮影は全体の15~20%!フラッシュ役エズラ・ミラー「作風が良い形で激突」

ワーナー・ブラザース/DCコミックス作品『ジャスティス・リーグ』は、あらゆる意味で大きな注目を集めている作品だ。
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)や『ワンダーウーマン』(2017)を経て、DC映画ユニバースがいかなるチームアップを描くのか。製作途中に降板となったザック・スナイダー監督と、その後任者として映画を完成させたジョス・ウェドンの組み合わせはいかに作用しているのか……。

膨大な時間と予算が費やされたと報じられた再撮影の成果であろう、すでに到着している本作の感想からは、作品の明るいトーンやアクションシーンへの高評価が見てとれる。では、実際の作品本編においてジョス・ウェドンの手がけた場面はどれくらい存在するのか、そもそも舞台裏では何が起こっていたのか?

再撮影パートは全体の15~20%

The Washington Timesの取材で、『ジャスティス・リーグ』のプロデューサーであるチャールズ・ローヴェン氏は再撮影の内容や割合について言及している。

「(再撮影・再編集の)目標は、映画を観ていてまとまりがあると感じられることでした。ジョスの特徴はある部分で登場しますが、俳優たちは、すでにあった物語にそれぞれとても忠実ですよ。元々撮られていたものが映画の80~85%を占めているんです。(再撮影で)入れられたのは残りの15~20%くらいですね。」

ジョスは本作で「脚本」としてクレジットされており、監督にはザック・スナイダーの名前だけがある。チャールズ氏の言葉通りなら、その表記はある程度真実ということになるだろう。また実際に試写を観た人のなかには、どこまでがザックの仕事で、どこからがジョスの仕事なのかを判別するのが難しいという声もあるのだ。
ダークな世界観をDC映画ユニバースで実現してきたザックと『アベンジャーズ』シリーズ(2012, 2015)のジョスという組み合わせは、繊細な作業と“いい塩梅”によって優れた結果に結びついているのだろう。

なおフラッシュ役のエズラ・ミラーは、同誌に対して『ジャスティス・リーグ』を「作風がとてもいい形で激突している」と述べているほか、「ザックのビジョンの力強さと、ジョスによる仕事の懐の深さ、その両方があらわれている」と話している。

映画『ジャスティス・リーグ』は2017年11月23日より全国ロードショー。

Source: https://www.washingtontimes.com/news/2017/nov/13/in-justice-league-dc-looks-beyond-batman-and-super/
©2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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