『ジャスティス・リーグ』スナイダーカット版ジョーカーの鮮明ルック初公開、登場シーンの説明も
このページには、『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カットに登場するジョーカーの描写について、「ネタバレ注意」と伝えられる内容が含まれています。
バットマンvsジョーカー、ついに
Vanity Fairが伝えるところによると、『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カットでジョーカーが登場するのは、最強ヴィランのダークサイドが地球を制圧した後の場面。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)でブルース・ウェインが見た悪夢、いわゆる「ナイトメアバットマン」が登場するシーンだ。
ここでジョーカーは「未来のクリスマスの霊」のような立場で姿を見せるという。「未来のクリスマスの霊」とはチャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』に登場する霊で、主人公の男が無残に死んでしまう未来を見せる存在。スナイダー・カットでジョーカーは、ブルース・ウェインにとっての「未来のクリスマスの霊」として登場するということだ。ザック・スナイダー監督はこう語っている。
「このシーンのすごいところは、ジョーカーがバットマンと直接対峙して、バットマンについて話すというところです。バットマンは誰なのか、どんな存在なのかを、ジョーカーが分析する。DCユニバースのファンにとって待望でしょう。ジャレッド・レトのジョーカーと、ベン・アフレックのバットマン、彼らはこれまで対峙したことがなかった。バットマンとジョーカーという存在が一緒にならないままだなんて、僕からしたらイケてないと思ったんです。」
ようやく『バットマン vs スーパーマン』ナイトメアバットマンの伏線が回収されることになる。ナイトメアバットマンが携えていた機関銃にはジョーカーのトランプカードが貼り付けられていたが、ついにその理由が解明されると、スナイダー監督は説明しているのだ。
アラン・ムーアとブライアン・ボランドの名作コミック『バットマン:キリングジョーク』をはじめとする数々の原作コミックや、映画『ダークナイト』(2008)でも描かれてきたように、バットマンとジョーカーはいわば紙一重、表裏一体とも言えるほどの因縁の関係。ついにベン・アフレック版バットマンとジャレッド・レト版ジョーカーが相まみえるとあって、ファンは念願が叶うような思いだろう。
映画『ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ(原題:Zack Snyder’s Justice League)』は2021年3月18日にHBO Maxにて米国配信開始。海外でのリリース日およびリリース計画は準備が整い次第発表されるということだ。
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Source:Vanity Fair