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『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット、ジャンキーXLの完全新曲が米公開 ─ 『バットマン vs スーパーマン』以来の再起用

https://www.youtube.com/watch?v=VUY0_TZ0jdU

DC映画『ジャスティス・リーグ』(2017)をザック・スナイダー監督の初期構想に基づいて蘇らせる、“スナイダー・カット”こと『ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ(原題:Zack Snyder’s Justice League)』より、ジャンキーXL(Junkie XL)/トム・ホーケンバーグによる劇中曲「The Crew at Warpower」が米WaterTower Musicの公式YouTubeチャンネルにて公開された。

『ジャスティス・リーグ』はDC映画初のチームアップ映画で、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2015)『ワンダーウーマン』(2017)に続いて製作された。ところが、2017年の劇場公開版はザックが製作中に降板しており、後任のジョス・ウェドンが大幅な再撮影・再編集を実施。ザックの構想とは大きく異なる作品となったことが明かされ、ファンの間では“スナイダー・カット”を求める声が強まっていた。

ワーナー・ブラザース/DCコミックスは、2020年5月にザック自身による『ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ』の製作を発表。従来のディレクターズカット版とは異なり、追加予算7,000万ドルが投入され、再編集や追加撮影、VFX作業などを経て、まったく新しい4時間の大作映画として再創作された。

劇場公開版の音楽は『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)のダニー・エルフマンだったが、ザックは本作の実現にあたり、自身の降板までプロジェクトに関与していたジャンキーXL/トム・ホーケンバーグを再起用。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に続いてのタッグで、ダニーのスコアとは異なる風格とスケールをもたらすことになりそうだ。公開された「The Crew at Warpower」は、その期待を大いに高めてくれる壮大な一曲となっている。なお、ジャンキーXLはYouTubeのコメント欄に「みなさん一人ひとりの要望がなければ完成しなかったであろう曲です。ありがとう、楽しんで」と記した。

『ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ』にはバットマン役のベン・アフレック、ワンダーウーマン役のガル・ガドット、アクアマン役のジェイソン・モモア、フラッシュ役のエズラ・ミラー、サイボーグ役のレイ・フィッシャー、そしてスーパーマン役のヘンリー・カヴィルが再集結。『スーサイド・スクワッド』(2016)ジョーカー役のジャレッド・レトが新たに参加し、デスストローク役のジョー・マンガニエロも登場、さらにヴィランとして登場する予定だったダークサイド/ユクサスがついに全貌を現す。

映画『ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ(原題:Zack Snyder’s Justice League)』は2021年3月18日にHBO Maxにて米国配信開始。日本を含む海外各国でのリリースについては決定しだい随時発表される。

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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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