『アクアマン』アンバー・ハード、『ジャスティス・リーグ』スナイダーカット追加撮影終了を報告 ─ ザック・スナイダーは「オタクの完璧な例」

DC映画『ジャスティス・リーグ』(2017)をザック・スナイダー監督の初期構想で蘇らせる“スナイダー・カット”こと「ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ(原題:Zack Snyder’s Justice League)」の追加撮影を、『アクアマン』(2017)でメラ役を演じるアンバー・ハードが終えたことを報告した。
“スナイダー・カット”は、『ジャスティス・リーグ』から途中降板したザック・スナイダー監督が自身の初期構想に基づきテレビシリーズ化したもの。製作にあたっては、再撮影・追加撮影が行われている。計4時間の本編に使用される予定の新規撮影シーンが4〜5分程ということも判明済みだ。
追加撮影は、2020年10月下旬時点で開始されている。参加時期こそ不明だが、このたび米Comicbookに出演したハードは「ちょうど追加撮影も撮り終えました」と報告。2021年中の配信が見込まれる本作に「ものすごくワクワクしていますよ」と語っている。
もとより、ファンの熱心な後押しによって実現した“スナイダーカット”。スナイダー監督一同、ファンの期待に応えるべくしてか、本作には新規シーンを用いるほかに、『スーサイド・スクワッド』(2016)ジョーカー役ジャレッド・レトやジャスティス・リーグ』デスストローク役ジョー・マンガニエロらを再登場させるというサプライズなアイデアを盛り込んでいる。
ハードはそんな“スナイダー・カット”の制作陣を、“オタク(Nerd)”という言葉を用いて形容。「ザック・スナイダーはまさにオタクの完璧な例」「オタクたちが大好き。クソ(f*cking)大好きなんです。言葉が悪くてごめんなさいね」と自分なりの表現で制作陣に敬意を表している。
ハードやレト、マンガニエロのほか追加撮影には、バットマン/ブルース・ウェイン役ベン・アフレック、サイボーグ/ビクター・ストーン役のレイ・フィッシャー、フラッシュ/バリー・アレン役エズラ・ミラーらが参加している。約5分の新規撮影シーンで、ハードほか上述のキャストがいかにして新たな姿を見せてくれるのか、期待したいところだ。
「ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ(原題:Zack Snyder’s Justice League)」は2021年にHBO Maxにて米国配信予定。各話1時間の全4話構成。米国のみならず世界各国でのリリースも計画されている。
Source: Comicbook