『ジョン・ウィック3』場面写真が米国にて公開 ─ 物語のカギは「2匹の犬」、なんとアクションにも参加

キアヌ・リーブス主演、人気アクション映画シリーズの最新作『ジョン・ウィック3:パラベラム(邦題未定、原題:John Wick 3: Parabellum)』の場面写真が米Entertainment Weeklyにて公開された。前2作に続いて監督を務めるチャド・スタエルスキ、キアヌのインタビューもあわせて掲載されている。
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キアヌによれば、『ジョン・ウィック3』は前作『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017)から直結したストーリーになっているとのこと。新キャラクターとして登場する、ハル・ベリー演じるソフィアは「ジョンとの間に過去がある」人物だという。
このたび公開された写真で印象的なのは、砂漠と思しき場所を歩くジョンとソフィアが2匹の犬を連れていることだ。シリーズに欠かせない犬の存在は最新作にも引き継がれ、ソフィアはベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアを2匹飼っている設定となっている。
チャド監督は「ジョンの犬が妻を象徴するものであるように、ソフィアの犬2匹も彼女が失ったものの象徴」だと述べた。また本作には、ソフィアの犬2匹が「アシスタント」として活躍するアクションシーンも登場するとのこと。「戦術的に非常に役立つ」そうだが、いったいどんなアクションなのか、2匹にはどんな役割が与えられているのだろう?
またチャド監督いわく、『ジョン・ウィック3』には「オリジン・ストーリーのようなところがある」といい、新キャストのアンジェリカ・ヒューストンが演じる“組織「ハイテーブル」の指導者”はジョンの生い立ちや生存に責任を負っている設定。ここにきて、主人公の過去が本格的に紐解かれることになりそうだ。もちろんシリーズの見どころであるアクションもさらにパワーアップ、死者の数は「前作よりちょっと増える」とのこと。前作ではジョン・ウィックさんに殺されたマフィア151人の追悼映像も話題となったが、まだ増えるというのか…!
『ジョン・ウィック3:パラベラム』には、シリーズの出演者であるバワリー・キング役のローレンス・フィッシュバーン、コンチネンタル代表のウィンストン役を演じるイアン・マクシェーン、コンチネンタル・ホテルのコンシェルジュ、シャロン役のランス・リディックが続投。新キャストとして、ドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」(2013-)の新鋭アジア・ケイト・ディロン、名優アンジェリカ・ヒューストンらが加わった。
映画『ジョン・ウィック3 :パラベラム(邦題未定、原題:John Wick 3 : Parabellum)』は2019年5月17日に米国公開予定。
Source: EW