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『ジョン・ウィック:パラベラム』寿司職人の暗殺者、敵なのにジョン・ウィック推し

ジョン・ウィック:パラベラム
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キアヌ・リーブス主演のスタイリッシュ・アクション最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』より、『ジョン・ウィック』シリーズの魅力である独創的な世界観とユーモアが詰まった本編映像が到着した。登場するのは、キアヌ演じるおなじみジョン・ウィックさんと、ジョンの大ファンにしてジョンの命を狙う暗殺者でもある寿司職人のゼロ。情報が多いので、念のためもう一度書いておこう。ジョンの大ファンにして、ジョンの命を狙う、寿司職人のゼロである。

裏社会の聖域・コンチネンタルホテルで、伝説の殺し屋ジョン・ウィックは不殺の掟を破った。全てを奪ったマフィアへの壮絶な復讐の先に待っていたのは、聖域からの追放と、裏社会の秩序を厳守する組織による粛清の包囲網。有能暗殺者リストの1位に輝く、表の顔は寿司屋「平家」の板長、裏の顔はニンジャ軍団を率いる最強の暗殺者・ゼロもまた、ジョンの命を狙う人物である。

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今回の映像では、命からがらコンチネンタルホテルNYへ逃げ込んだジョンと、彼を追うゼロの姿が捉えられている。“裏社会の聖域”であるコンチネンタルホテルでの殺人はご法度とあって、2人は一時休戦状態に。ジョンが支配人ウィンストンを待つためソファに座ると、なぜかゼロはジョンの隣に密着して腰かけた。明らかに気まずい時間が流れ、ジョンは耐えきれず別のソファに避難する。

するとゼロは、しばしソワソワしたあと、ジョンに向かって「大ファンなんだ」と宣言。明らかに面食らっている様子のジョンをよそに、「今のところ期待通りだ!」と謎の上から目線で語りかける。そこにジョンの愛犬が颯爽と駆けつけ、主人との再会に大喜びして、ジョンの顔をペロペロとなめ回し始めた。その様子を見たゼロが「俺はどちらかというとネコ派」と誰も聞いていない情報を明かすなど、もはやジョンが何にも集中できなくなってしまうカオスな時間が流れ始めた。

しかしゼロは何のスイッチが入ったのか、いきなり真剣なまなざしで「俺とあんたは同類だ。同じ才能を持っている」と再び上から目線で一言。ジョンがこれを否定してロビーを去ろうとすると、「俺は同じ殺しの達人!」と日本語で叫んだ(※日本語字幕付き)。早い段階で薄々そんな気はしていたが、これは確実に一番厄介なタイプのファンである。

ジョン・ウィック:パラベラム
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ゼロ役のマーク・ダカスコスは、「ゼロはジョン・ウィックの一番のファンで、彼と肩を並べたいと思っています」と語る。「ゼロはジョン・ウィックのすべてが大好き。彼のスタイル、優雅さ、カッコよさ、効率性、そして紳士的でありながら凶暴でもある二面性も」。もっとも、ゼロはただのファンではないようだ。マークは「彼はニンジャでもあり、自分の弟子を子供のようにかわいがっているんです。殺し屋の世界で長生きできるという幻想は抱いておらず、一瞬一瞬を楽しんで生きていますね」と、ゼロの人生観についても解説してくれた。

このシーンへのキアヌの考察、深いです

映画『ジョン・ウィック:パラベラム』は2019年10月4日(金)より全国公開中

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THE RIVER編集部THE RIVER

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