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ジョン・レノン&オノ・ヨーコの伝記映画が製作決定 ― 『ダラス・バイヤーズクラブ』ジャン=マルク・ヴァレ監督、殺害事件直前まで描く

ジョン・レノン オノ・ヨーコ
Public Domain https://en.wikipedia.org/wiki/File:John_Lennon_en_zijn_echtgenote_Yoko_Ono_op_huwelijksreis_in_Amsterdam_hielden_pe,_Bestanddeelnr_922-2301.jpg

伝説的ロックバンド、ビートルズのジョン・レノンとその妻オノ・ヨーコの伝記映画(タイトル未定)を、映画『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013)やドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」(2017-)のジャン=マルク・ヴァレが監督することがわかった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

オノ・ヨーコとジョン・レノンは1966年にオノが開いた個展で出会い、交際に発展した。1969年に結婚した2人は、平和運動やベトナム戦争反対運動に積極的に取り組んだことでも知られている。1980年にレノンが殺害された後、オノは平和運動を続けながらレノンの音楽や遺産を守り続けている。

本作の脚本を担当するのは、クイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーを描く伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年11月9日公開)を執筆したアンソニー・マクカーテン。『博士と彼女のセオリー』(2015)、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(2017)を手がけた、いまや伝記映画の第一人者である。

ストーリーの詳細は明らかになっていないが、映画はオノとレノンの恋愛を中心とする物語となり、レノンの殺害事件が起こる直前で幕を閉じる予定。製作陣いわく、ビートルズの解散といった混乱の中でどのように2人が絆を深めていったかについての大きな発見があったと語っており、『チャプター27』(2007)や『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』(2009)といった過去のジョン・レノン伝記映画とは一味違った作品になりそうだ。

ジョン・レノン オノ・ヨーコ
Public Domain https://en.wikipedia.org/wiki/File:John_Lennon_en_zijn_echtgenote_Yoko_Ono_op_huwelijksreis_in_Amsterdam_hielden_pe,_Bestanddeelnr_922-2301.jpg

本作の特徴は、なんとオノ・ヨーコ自身がプロデューサーとして参加していること。これはプロデューサー陣の説得で実現したもので、これによって、本作にはジョン・レノンの楽曲がサウンドトラックとして使用される見込みだ。2018年10月24日現在、製作陣は楽曲に関する交渉の最中だというが、実現すれば『ボヘミアン・ラプソディ』と同じく、俳優がレノンを演じつつも、歌声にはレノン本人の声が使用されるという形が採用されることになりそうだ。

なおジャン=マルク・ヴァレ監督は、映画『007』第25作(タイトル未定)からダニー・ボイル監督が離脱した際、監督候補の一人として名前が挙がっていたものの、本作を優先するためにこれを辞退。本作では監督とプロデューサー、編集を兼任し、マクカーテンとともに脚本のリライトにも参加する。

ヴァレ監督とマクカーテン、オノとともにプロデューサーを務めるのは、『ソーシャル・ネットワーク』(2010)のマイケル・デ・ルカ、『フライトナイト/恐怖の夜』(2011)のジョシュ・ブラットマン、そして『ダラス・バイヤーズクラブ』などでヴァレ監督とタッグを組んだネイサン・ロス。製作の実現に向けて、最強の布陣が揃った。

ブラットマンはジャン監督の起用について「ジャンは心を込めてすべての指揮を執るんです。それゆえに、耐えがたい辛さと向き合う中で思いやりの気持ちを培うこと、そして愛と平和、理解をもって逆境を乗り越えることを描くこの恋愛物語を手がけるのにふさわしいのです」と述べ、「本作のメッセージは現代にこそ突き刺さることでしょう」として自信をのぞかせた。

またロスは「私たちは全員ビートルズの大ファンです。まさに夢が叶いました」と喜びを語り、本作の内容については以下のようにコメントしている。

ジョンには内面と外面の両方に困難を抱えていましたし、幼少期には家庭に混乱を抱えていました。オノ・ヨーコも、ジョンが悲劇的な死を迎える以前から耐えなければならないことがあったのです。この脚本の素晴らしいところは、まさしくその点に正直であることです。多くの伝記映画の脚本では、対象人物の家族との連携によって編集が必要になりますが、今回はそうではありませんでした。」

ジョン・レノン&オノ・ヨーコを描く伝記映画(タイトル未定)の公開時期は未定。本作はヴァレ監督の次回作となり、2019年後半の撮影を目指して進行中とのことだ。

Sources: Deadline, The Playlist

Writer

Marika Hiraoka
Marika Hiraoka

THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。

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