アーロン・テイラー=ジョンソン、『ノスフェラトゥ』ロバート・エガース監督と「狼男映画」で再タッグ ─ リリー=ローズ・デップも出演交渉中

吸血鬼を描いたゴシックホラー映画『ノスフェラトゥ』(2024)のアーロン・テイラー=ジョンソンとロバート・エガース監督が、“狼男”をテーマにした新作映画『Werwulf(原題)』で再タッグを組むことがわかった。米Varietyが報じている。
報道によると、同じく『ノスフェラトゥ』に参加したリリー=ローズ・デップも出演交渉に入っているとのこと。無事に契約が結ばれれば、三者の顔合わせが再び実現することになる。
『Werwulf』は13世紀のイギリスを舞台とした物語で、脚本には当時の時代背景に忠実なセリフも盛り込まれ、古英語になじみのない観客のために翻訳・注釈も用意される。エガースは『ノースマン 導かれし復讐者』(2021)で共同脚本を手がけたショーンとともに脚本も兼任する。
現時点で、テイラー=ジョンソンやデップが演じる役どころや、プロットなどの詳細は明かされていない。
製作はエガースの全作品に参画してきたFocus Features。プロデューサーをエガース&ショーンが務めるほか、製作総指揮には『ノスフェラトゥ』でも組んだクリス・コロンバスとエレノア・コロンバスが名を連ねる。
異色ヒーロー映画『キック・アス』シリーズで注目を集めたアーロン・テイラー=ジョンソンは、近年はクリストファー・ノーラン監督『TENET テネット』(2020)や『ブレット・トレイン』(2022)のほか、マーベル映画『クレイヴン・ザ・ハンター』(2024)、『28年後…』(2025)などに出演。ジャンルや作風を問わずに存在感を発揮し、次期ジェームズ・ボンド候補として名前が浮上したことも記憶に新しい。
また、リリー=ローズ・デップは『サイレント・ナイト』(2021)『WOLF ウルフ』(2021)『ヴォイジャー』(2021)などのジャンル映画に出演したのち、テレビシリーズ「THE IDLE/ジ・アイドル」(2023)や『ノスフェラトゥ』で一躍大きな注目を浴びた。現在はSFコメディ『Alpha Gang(原題)』の撮影中だ。
映画『Werwulf(原題)』は2026年12月25日に米国公開予定。
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Source: Variety