ドウェイン・ジョンソンが大減量、ニワトリが親友の老人「チキンマン」演じる ─ 『The Smashing Machine』サフディ監督と早くも再タッグ

ドウェイン・ジョンソンが、ヴェネツィア国際映画祭で絶賛を浴びた主演映画『The Smashing Machine(原題)』のベニー・サフディ監督と新作映画で再びタッグを組むことがわかった。米Deadline、Varietyなどが報じている。
A24製作『The Smashing Machine』で、ジョンソンは実在する伝説的レスラーのマーク・ケアーを衝撃の変貌ぶりで演じ、従来のアクションスターとしてのイメージを一新。サフディ監督はヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)に輝いた。
早くも再タッグとなる新作映画は、小説家ダニエル・ピンクウォーターの児童向け小説を映画化する『Lizard Music(原題)』。ジョンソンが演じるのは、“チキンマン”と呼ばれる変わり者の男だ。
物語の主人公は、家族に放っておかれた少年ヴィクター。ある日、ヴィクターはトカゲたちが異世界の音楽を演奏する謎の深夜放送を耳にした。真相を知りたいヴィクターは、風変わりで気まぐれな男“チキンマン”と、最愛の相棒である70歳のニワトリ、クローディアに出会った。どこか似た者同士のふたりは、やがてクローディアに導かれて冒険へと旅立つ……。
トロント国際映画祭に登場したジョンソンは、早くも本作の企画を認めると、『The Smashing Machine』の完成後にサフディからオファーを受けたことを明かした。「45分ほど説明をしてもらったあと、“君のチキンマンになるよ”と言いました」という。
マーク・ケアー役から一転し、今度は筋肉を落とすことになるが、「まだ道のりは長い」とジョンソンは語る。「前回実現できたような変身のチャンスをもらえたことをうれしく思っています。鶏肉を食べる量を減らさなければ」。
現時点で撮影スケジュールや共演者は不明だが、権利の販売は近日中にスタートする見込み。プロデューサーはサフディ&ジョンソンのほか、『The Smashing Machine』を手がけたデヴィッド・コプランが務める。
なお、ジョンソンは本作のほか、A24と再びタッグを組むサイコスリラー映画『ブレイクスルー(原題)』にも出演することが報じられている。新境地の開拓後、ますます引く手あまたの役者となりそうだ。
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