『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット予告編にジョーカーの存在あり

「DCファンドーム:ホール・オブ・ヒーローズ」で初披露された『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット特報映像に、ジョーカーの存在が認められるとしてファンは色めきだっている。
一見するとジョーカーの姿はどこにも見当たらないが、映像の0:14〜0:15あたりの一瞬を、目を凝らしてよく見てみよう。ダークサイド/ユクサスが統治した地上が写され、『JUSTICE LEAGUE』の文字が崩れ落ちた上を、ひらひらと1枚のカードが舞う。ジョーカーである。
『ジャスティス・リーグ』の世界におけるジョーカーといえば、言わずもがなジャレッド・レト版だ。『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)では、バットマン/ブルース・ウェインのサイドキック(相棒)であるロビン(ディック・グレイソン)がジョーカーに殺められたらしい描写が存在。『スーサイド・スクワッド』(2016)では、ハーレイ・クインを連れたジョーカーをバットマンが追うというシーンもあった。
ここで写り込んだジョーカーのカードは、『バットマンvsスーパーマン』でブルースが見た悪夢の世界における「ナイトメアバットマン」が携えるマシンガンに貼り付けられていたものと同一デザインのように見える。
狂気の犯罪王子としてバットマンを苦しめたジョーカーだが、『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カットでダークサイドがもたらすのは惑星規模の危機。焼け野原となった地上にジョーカーのカードが舞うというのは、一体何を意味するのか?
スナイダー・カットに、少なくともジョーカーは存在する。ただし、ジャレッド・レト演じるジョーカーが劇中に登場するかはもちろん不明だ。『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カットは各話1時間、全4話構成で米HBO Maxにて2021年に配信予定。日本など、HBO Maxのサービスが始まっていない世界各国での公開方法も検討されるという。