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DC映画『ジョーカー』ホアキン・フェニックスの劇中姿が公開される ― 主人公の名前も判明

ジョーカー

ワーナー・ブラザース&DCコミックス製作、“狂気の犯罪王子”ジョーカーの起源を描く映画『ジョーカー(邦題未定、原題:Joker)』より、主演を務めるホアキン・フェニックスの劇中姿を収めた写真が公開された。トッド・フィリップス監督が自身のInstagramに投稿している。

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Arthur.

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先日より、ホアキンが『ジョーカー』の役づくりのため大幅に減量していることが海外メディアなどで大きな話題を呼んでいたが、本作のジョーカーは、従来のコミックやアニメ作品で描かれきたジョーカーにかなり近いビジュアルとなりそうだ。フィリップス監督は、この投稿に「アーサー(Arthur)」とのキャプションを付けている。のちにジョーカーとなるこの青年は、どうやらアーサーという名前のようだ。

なお、本作の主人公が「アーサー」であるとの情報が伝えられたのは今回が初めてではない。2018年7月、米That Hashtag Showは、ホアキン演じるジョーカーの本名はアーサー・フレックだと報じていたのだ。当時は信憑性に疑問が残ったが、フィリップス監督の投稿によって「アーサー」という名前が確かになった以上、この情報が正しいものだった可能性は大幅に高まったことになる。

『ジョーカー』は、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)や『ジャスティス・リーグ』(2017)などのDC映画ユニバースとは世界観を共有しない新ブランドの第1弾として製作される。したがってホアキン演じるジョーカーは、『スーサイド・スクワッド』(2016)のジャレッド・レト版ジョーカーとは別人となる。本作はマーティン・スコセッシ監督作品『キング・オブ・コメディ』(1982)の影響を受けた、「社会から疎まれた男を現実的な人物描写で描く」作品になるということだ。

主演は『ザ・マスター』(2012)や『her/世界でひとつの彼女』(2013)などのホアキン・フェニックス。のちにジョーカーとなる主人公を狂わせるトーク番組の司会者役に名優ロバート・デ・ニーロ、青年から興味を寄せられるシングルマザー役に『デッドプール2』(2018)のザジー・ビーツ、主人公の母親役としてドラマ「シックス・フィート・アンダー」(2001-2005)や映画『ブロークン・フラワーズ』(2005)のフランセス・コンロイも出演する。
脚本・監督は、『ハングオーバー!』シリーズのトッド・フィリップス。共同脚本は『8マイル』(2002)や『ザ・ファイター』(2010)のスコット・シルバーが務める。

映画『ジョーカー(邦題未定、原題:Joker)』は2019年10月4日より米国公開予定

Sources: Todd Philips, THS

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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