DC映画『ジョーカー』ベネチア映画祭が熱狂、8分間の喝采と圧倒的絶賛 ─ 「世界を転覆させる、まさにジョーカーが望んだ映画」

コミック映画の枠から“狂気の犯罪王子”を解き放った『ジョーカー』は、どうやら想像を超える猛毒を全世界にばら撒くことになりそうだ。ちなみにIndieWireいわく、本作は「『ダークナイト』(2008)以来、間違いなく最も大胆な“スーパーヒーロー”映画の革新」であり、「真に独創的な、21世紀もっとも掟破りなスタジオ大作として記憶される」作品だという。とにかく心の準備だけは忘れないで。
主人公アーサー・フレック/ジョーカー役は、『ザ・マスター』(2012)『her/世界でひとつの彼女』(2013)などのホアキン・フェニックス。人気司会者マーレイ役でロバート・デ・ニーロ、シングルマザー役で『デッドプール2』(2018)ザジー・ビーツ、アーサーの母親役で「シックス・フィート・アンダー」(2001-2005)フランセス・コンロイが出演する。脚本・監督は『ハングオーバー!』シリーズのトッド・フィリップス。共同脚本は『8マイル』(2002)『ザ・ファイター』(2010)のスコット・シルバーが担当し、プロデューサーには俳優ブラッドリー・クーパーが名を連ねた。
映画『ジョーカー』は2019年10月4日(金)日米同日、全国ロードショー。
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Sources: Deadline, Variety(1, 2, 3), Rotten Tomatoes