『ジョーカー2』作曲が開始、前作の作曲家が続投

DC映画『ジョーカー』(2019)で音楽を担当したアイスランド出身のアーティスト、ヒルドゥル・グーナドッティルが、続編映画『Joker: Folie à deux(原題)』の楽曲に着手したようだ。米Varietyが伝えている。
続編では、トッド・フィリップス監督と主人公ジョーカー/アーサー・フレック役を再演するホアキン・フェニックスが再タッグ。ミュージカル要素が含まれるとされるため、グーナドッティルの楽曲が一層の重要性を持つこととなる。
グーナドッティルは、『ジョーカー』で第92回アカデミー賞作曲賞を受賞し、オスカー史上で同賞3人目の女性受賞者となる快挙を果たしている。これまでに『トム・オブ・フィンランド』(2017)、『マグダラのマリア』(2018)、『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』(2018)などで音楽を手がけたグーナドッティルは、第80回ゴールデングローブ賞作曲賞に『ウーマン・トーキング 私たちの選択』でノミネート。惜しくも受賞は逃したが、ドラマ部門主演女優賞に輝いたケイト・ブランシェットの主演作『TAR/ター』でも音楽を担当。目ざましい活躍を続けている。
なお、『ジョーカー』続編は現在撮影中で、主演のフェニックスに加え、前作でアーサーの隣人・ソフィー役を演じたザジー・ビーツも続投。ハーレイ・クイン役を演じるとみられるレディー・ガガ、アーカム・アサイラムの患者役で『メイズ・ランナー』シリーズのジェイコブ・ロフランドのほか、『ハリー・ポッター』マッドアイ・ムーディ役の名優ブレンダン・グリーソン、『ゲット・アウト』(2017)のキャスリン・キーナー、「インダストリー」(2020-)のロバート・スピーリングが新キャストとして参加。フィリップス監督が、前作でタッグを組んだスコット・シルヴァーと共同脚本も兼任する。
グーナドッティルが手がける楽曲にも注目したい映画『Joker: Folie à deux(原題)』は、2024年10月4日の米国公開予定。
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Source:Variety