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「ゲーム・オブ・スローンズ」ジョン・スノウのスピンオフが頓挫 ─「適切なストーリーを見つけられなかった」とキット・ハリントン

ゲーム・オブ・スローンズ 第五章:竜との舞踏
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以前より開発中と伝えられていた、「ゲーム・オブ・スローンズ」ジョン・スノウのスピンオフ企画が頓挫したようだ。ジョン・スノウ役のキット・ハリントンが、米Screen Rantのインタビューで明かした。

2022年に報じられた本企画は、「ゲーム・オブ・スローンズ」全8シーズンでメインキャラクターを務めたジョン・スノウのその後を描く後日譚で、ハリントンは続投すると伝えられていた。

初報から約2年が経ち、本企画の開発が棚上げされたことを認めたハリントン。そもそも「まだ開発段階だったから、これに関して口外したことはなかった」「情報が漏れるのは避けたかった」といい、「実現しない可能性もあるのに、人々が噂を始めて期待したり、このアイデアを嫌がったりするようなことは起きてほしくなかった。開発段階では、あらゆる角度から(企画を)検討し、価値があるかどうかを見極めるものですから」と語った。

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ハリントンは、現時点でジョン・スノウの企画は「検討されていない」と明言。頓挫した理由は「僕たち全員が心からワクワクできるような、適切なストーリーを見つけることができなかったから」だという。「なので当分の間、この企画に取り組むのをやめることにしました。いずれ再開する日が来るかもあるかもしれませんが、今のところはありません」。

なお本企画は、ハリントン主導で進められていたもの。原作者のジョージ・R・R・マーティンも「アイデアを私に持ち込んだのはキット・ハリントン」と認め、「彼側のチームも参加していて、彼らは素晴らしいですよ」と語っていた。また複数のオリジナルキャストが出演に意欲的で、サム役のジョン・ブラッドリーは「脚本をぜひ読んでみたい」と述べていた。

ジョン・スノウのスピンオフが見られないのは残念だが、現在「ゲーム・オブ・スローンズ」ユニバースでは、前日譚「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」シーズン2の配信と、『ダンクとエッグの物語』シリーズを基にした「A Knight of the Seven Kingdoms」の撮影開始が2024年6月に控えている。また、征服王エイゴン・ターガリエン1世のウェスタロス征服を描く新スピンオフも進行中だ。

Source:Screen Rant

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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