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「ゲーム・オブ・スローンズ」新スピンオフ、『ザ・バットマン』続編の脚本家が就任 ─ 征服王エイゴンのウェスタロス征服描く

Game of Thrones (c) 2017 Home Box Office, Inc. All rights reserved.HBO(R) and related service marks are the property of Home Box Office, Inc. Distributed by Warner Bros. Entertainment Inc.

「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)の新たなスピンオフ企画が本格始動したようだ。脚本家として、『THE BATMAN―ザ・バットマン―』(2021)の続編映画を共同執筆するマットソン・トムリンが起用されたことがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。

2023年4月に初めて報じられた本企画は、征服王エイゴン・ターガリエン1世のウェスタロス征服を描く物語。別のスピンオフ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」(2022-)の直接的な前日譚にあたり、エイゴン1世と妻でもある姉・ヴィセーニア&妹・レイニスが、軍隊やドラゴンの助けを借りて、ウェスタロス(七王国の内ドーンを除く六王国)を征服するまでが描かれる。

The Hollywood Reporterの情報筋によれば、本作はジョージ・R・R・マーティンが創り上げた壮大なファンタジー世界の「基本に立ち返る」アプローチを取る予定だという。

本作の脚本家に就任したマットソン・トムリンは、DC映画『THE BATMAN―ザ・バットマン―』の脚本執筆(クレジットは無し)に参加し、続編映画『The Batman Part II(原題)』では共同執筆を手がける注目の脚本家だ。ほかにもNetflix映画『プロジェクト・パワー』(2022)、キアヌ・リーブスが手がけるコミック『BRZRKR(原題)』の実写映画版、『ロックマン(原題:Mega Man)』の実写映画版など、様々な作品の脚本を手掛けている。

「ゲーム・オブ・スローンズ」からは複数のスピンオフ企画が発表されてきたが、これまでに制作が決定したのは「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」(2022-)と、『ダンクとエッグの物語』シリーズを基にした前日譚「A Knight of the Seven Kingdoms: The Hedge Knight(仮題)」のみであった。「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」はシーズン2が2024年夏に配信予定で、「A Knight of the Seven Kingdoms」は2024年内に撮影開始の予定だ。

Source:The Hollywood Reporter

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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