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『ジュラシック・ワールド2』テーマは現代の動物問題!単なる恐竜パニックでなく社会派作品に

映画『ジュラシック・ワールド』の監督を務めたコリン・トレボロウが、スペインで開催されているシッチェス映画祭に登場した。トレボロウは続編『ジュラシック・ワールド2(仮題)』では脚本と製作を担当し、監督は新鋭フアン・アントニオ・バヨナに交代している。

エル・ムンド誌の取材に対して、トレボロウは初めて『ジュラシック・ワールド2』のテーマを明かした。「前作よりもサスペンスフルで怖い」という続編は、なんと「現代の動物問題」がキーワードになっているようだ。


『ジュラシック・ワールド』シリーズは社会を映す

以前よりトレボロウは、『ジュラシック・ワールド2』をバヨナ監督のために設計してきた。今回の取材でも「新たな方向を探る、(前作とは)大きく異なった映画になる」と語り、その理由を「バヨナ監督のビジョンとともに成長、成熟させるため」だと述べている。

そんな『ジュラシック・ワールド2』は前回より複雑なコンセプトの映画になるという。

「恐竜たちの存在は、今日動物たちが受けている扱いの比喩になるだろう。虐待、医療実験、ペット、監獄みたいな動物園にいる野生動物、軍事利用、動物兵器とかね」

思えば前作『ジュラシック・ワールド』は、恐竜を見ることに慣れてしまった人々のため新種が開発されるなど、資本主義社会の問題を思わせるストーリーとなっていた。ここで語られたテーマがどのようにストーリーに織り込まれるのかは不明だが、スティーブン・スピルバーグから受け継いだシリーズを、トレボロウは現代社会を映す物語として甦らせようとしている。

http://movies.stackexchange.com/questions/50381/why-doesnt-the-mosasaurus-attack-the-audience-since-we-know-it-can-reach-them/50427
http://movies.stackexchange.com/questions/50381/why-doesnt-the-mosasaurus-attack-the-audience-since-we-know-it-can-reach-them/50427

続編のアイデアは以前からあった

しかしトレボロウは、『ジュラシック・ワールド2』のアイデアを1年以上前から構想していたようだ。2015年8月のインタビューで、彼は続編のアイデアをすでに語っていたのである。

「(続編は)無人島でたくさんの恐竜が人々を追いかけるだけにはならないよ。すぐに古びてしまうからね。続編のアイデアはテーマパークだけに限らず、エンターテイメントを超えて科学にも通じる気がするんだ。原子力の場合、最初の目的は武器だったものがエネルギーに使えると分かった。脚本に必要じゃないとしても、そんな要素を種として映画(1作目)に植えたかったんだよ。その種は続編以降で育つかもしれない。“もし誰もが恐竜を飼えるようになったら?”ってことがね」

もしや『ジュラシック・ワールド2』では、あらゆる人々が恐竜を扱えることができて、その多様な用途こそが新たな問題を生むのだろうか……。気になるストーリーが明かされるのは、まだ当分先になりそうだ。

sources: http://www.elmundo.es/cultura/2016/10/08/57f91646e5fdeae72e8b460e.html
http://time.com/4524895/jurassic-world-director-interview/
http://www.slashfilm.com/jurassic-world-2-details/

Eyecatch Image:http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/films/news/jurassic-world-scientists-criticise-dumb-monster-movie-for-lack-of-feathers-on-dinosaurs-10240525.html

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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