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【TFお勉強企画その5】RED MERCURY直撃取材後編!トランスフォーマー初心者にお薦めTOYと愉しみ方とは?

トランスフォーマー フィギュアの愉しみ方

『トランスフォーマー』お勉強シリーズ第5弾。前編にて、東京・上野のUSトイ専門店「RED MERCURY」さんにお邪魔して、トランスフォーマー初心者ファンの手引きとして、多くのトランスフォーマーファンが抱く夢「G1補完計画」についてお話を伺いました。今回も引き続き、同店にてバイヤーを担当されている飯塚さんにトランスフォーマーの初心者向けのお話、「推しキャラ」「おすすめ玩具」についてお聞きしております。

お気に入りのキャラクター

お気に入りのキャラクターを尋ねたところ、飯塚氏はバイヤーとして常にお客さんの目線を大切にするために「あまりそういうことは考えないようにはしています」とのこと。やはり、特定のキャラクターに肩入れしてしまうと、仕入れる商品を見る目に偏りが生じてしまう恐れがあるのでしょうか。そこをあえて、お聞かせ頂けないかとお願いしたところ、「個人的には、あんまり人気のあるキャラクターは好きではありません。」と飯塚氏。曰く、トランスフォーマーのファンでなくても知っているようなキゃラクター、コンボイ(オプティマス・プライム)や、バンブル(バンブルビー)は、玩具の売り上げも当然圧倒的で、飯塚氏の体感では、他のマイナーキャラに比べて、コンボイ関連商品は約10倍、バンブルは約8倍くらいの売り上げの差があるそうです。トランスフォーマーに限った話ではないですが、こういったコンテンツの最大の魅力は「多彩なキャラクター」にあるとの考えから、人気が一極集中しているようなキャラは偏愛の対象外になりがち。そこで飯塚氏が「例えばコイツなんか最高です」と愛おしそうに手に取った、商品として陳列されていた玩具、その玩具のキャラクターの名前は、「レックガー」

「レックガー」はトランスフォーマーG1期の、「ザ・ムービー」と「2010」に登場した惑星ジャンキオンの住民たちの司令官です。地球のテレビ番組が大好きで、その影響からか怪しい中国人の口調で話します。トレードマークはラーメンマンみたいな「口ひげ」。機械生命体なのに、なぜ生えてるの?乳首あるし。哺乳類なの?
トランスフォームするとバイクに変形するところが、レックガーをはじめとするジャンキオンの魅力ですが、こうして見ると確かにトランスフォーマー特有の「ゆるさ」と「構造物としてのカッコよさ」が集約された象徴的なキャラクタ―と言えます。「あんまり、人気はないんですけどね」と飯塚氏は笑っておられました。

初心者におすすめTOYはタカラトミー社の「マスターピース」シリーズ

コンテンツとして30年以上の歴史を持つトランスフォーマー。アニメ由来のコンテンツだと思われがちですが、玩具のみにラインナップされたキャラクターも数多く、ディープなファンはそういったアニメには登場しないけど、設定上はアニメキャラと関連性のあるキャラも、嬉々として集めるそうですが(玩具に付属するテックスペックと呼ばれるプロフィールを読むのがとても楽しいそうです)、初心者目線で売り場を見ると、知らないキャラばっかりで、お世辞にもとっつきやすい世界ではありません。トランスフォーマー玩具に魅力を感じても、「どのシリーズを買えばいいかわからない」というエントリーファンは何から買えば「間違いない」のでしょうか。

飯塚氏によると、集めているファンが一番多いのはGENERATIONSというライン。1984年から続くトランスフォーマーの多種多様なキャラを、現時点の技術で再現するシリーズです。スターウォーズでいえばケナー社の「ベーシックカードフィギュア」が一番イメージが近いかも(単価が全然違いますが)。網羅されるキャラの多さや、玩具としての大きさ、質感などから人気が高いのも頷けます。本来はここを攻めるのが王道なのかもしれませんが、前述したように、網羅されているキャラの多さから、途中から入って満足できるようなコレクションをするのは大変です。経済的な面でも遅れて来たファンはプレミア価格から逃れることができず、お財布にも優しくありません。また、裏事情としてトランスフォーマーに限らずUSトイ業界では、生産工場が多くある中国の人件費高騰による「品質の低下」が実しやかに囁かれています。GENERATIONSは、「めったに値段は上げない」アメリカの小売店の文脈からこうした事情がモロに反映されてしまうシリーズであるので、コレクターを嘆かせているそうです。現在は生産工場の拠点を他国に移す移さない、といった過渡期なのでそういった意味でも初心者に対しては、「これから入るのが、おすすめです!」とは言いにくいとのこと。

「日本は米国とは事情が異なります」と飯塚氏。「品質を落とすくらいなら価格を上げるのが日本の玩具です。」いわく、クオリティに関して世界一うるさいのが日本のファンで、そういったファンの要望と真っ向から勝負し、かつ前項で扱ったような「G1補完計画」にも合致し、これからでも充実したコレクションができるであろうシリーズ。それがタカラトミー社の「マスターピース」シリーズです。「トランスフォーマー玩具の最高峰」を謳っており、確かに価格もそれなりですが(マスターピースと聞くとHOTTOYSを思い出して価格に怯えますが、あれよりは全然買いやすいお値段です)、クオリティに関しては折り紙付き。初心者コレクターの入り口として、現時点では一番入りやすいであろうとのことでした。筆者も後日、この「マスターピース」の「ストリーク」を購入してみましたが、特筆すべきは、ビークルモード時の実車再現度と、そこから変形する劇中イメージと全く遜色ないロボットモード。玩具はここまで来ているのかと純粋な驚きがありました。筆者の様な初心者にも確かに伝わるクオリティ。納得です。

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「変形しなくては、トランスフォーマーではない。」と飯塚氏は断言します。あくまで一ファンとしての個人的見解ですが、と前置きしたうえで仰るには、現在世間的にトランスフォーマーのメインストリームと受け取られる、実写映画版トランスフォーマー。その四作目「ロストエイジ」で、トランスフォーマーは、とうとう「禁断の」擬人化の方向へ舵を切ってしまいました。ああいったデザインは彫像的な見栄えは素晴らしいですが、変形玩具に落とし込むことはほぼ不可能です。変形することこそ、トランスフォーマーのアイデンティティー。来年公開される五作目「トランスフォーマー/ザ・ラストナイト」では、もう一度原点回帰、ビークルからの変形ありきのデザインに戻るか、それとも同監督ゆえに擬人化が進行するか、どうか玩具的な面白さをスポイルしない方向にいって欲しい、かなわない望みでしょうが、と飯塚氏は少し諦観した微笑みを浮かべておられました。

https://gyazo.com/faf26a797abf21cb27f5dcacca8809a5

いかがでしたでしょうか。上野レッドマーキュリー様全面協力のもと、二回に渡ってお届けした「トランスフォーマー玩具初心者の手引き」。深淵なるトランスフォーマーの世界、その入り口に立ってみようかなという読者の一助になれば幸いです。今回お話を伺った飯塚氏は、軽妙な語り口の気さくなお人柄。トランスフォーマーに限らずUSトイカルチャーに深い造詣をお持ちですので、是非、RED MERCURYにお出掛けの際には、お声をかけてみてください。毎週月曜と火曜に在店されているそうです。

今回の取材協力店舗様

RED MERCURY(レッドマーキュリー)

スターウォーズ、トランスフォーマーのアクションフィギュアを中心に各種アメリカントイ、キャラクター雑貨等の直輸入販売

住所

〒110-0005 東京都台東区上野4-9-2-小出ビル4F

公式Webサイト(通販有り!)

http://www.redmercury.co.jp/

Writer

アクトンボーイ
アクトンボーイ

1977年生まれ。スターウォーズと同い歳。集めまくったアメトイを死んだ時に一緒に燃やすと嫁に宣告され、1日でもいいから奴より長く生きたいと願う今日この頃。

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