『ジュラシック・ワールド4』マハーシャラ・アリが出演交渉中 ─ MCU版『ブレイド』どうなる

映画『ジュラシック・ワールド』シリーズ第4作(タイトル未定)に、『グリーンブック』(2018)『ムーンライト』(2016)のマハーシャラ・アリが出演交渉中であることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。
本作は、クリス・プラット&ブライス・ダラス・ハワード主演の『ジュラシック・ワールド』シリーズ前3作から物語とキャストを一新。監督は『ザ・クリエイター/創造者』(2023)『GODZILLA ゴジラ』(2014)のギャレス・エドワーズ、脚本は『ジュラシック・パーク』(1993)『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)のデヴィッド・コープが務める。
現時点でアリが演じる役どころは不明。出演作を厳選し、大手スタジオによる大作映画を避ける傾向もみられるアリの出演が決まれば、本作の脚本が優れていること、自身の役柄が重要なものであることを物語ることにもなるだろう。大作実写映画への出演は、『アリータ:バトル・エンジェル』(2019)以来。アニメーション映画では『スパイダーマン:スパイダーバース』シリーズに声優として参加している。
一方で懸念されるのは、アリが主演するマーベル・シネマティック・ユニバース版『ブレイド(原題)』のスケジュールだ。同作は2019年に製作が発表されて以来、度重なる製作トラブルで遅延が続いていたが、いよいよ2024年秋に撮影が開始される見込み。『ジュラシック・ワールド』第4作は6月中旬の撮影開始とされているため、出演シーンの量によっては『ブレイド』以前にアリは撮影終了、場合によっては並行して撮影に参加する可能性もある(もっとも、『ブレイド』の撮影が再び遅れる可能性もある)。
『ジュラシック・ワールド』第4作には、『アベンジャーズ』シリーズのスカーレット・ヨハンソン、「ブリジャートン家」(2020-)のジョナサン・ベイリー、『マグニフィセント・セブン』(2016)のマヌエル・ガルシア=ルルフォ、「オビ=ワン・ケノービ」(2022)のルパート・フレンドが出演予定。プロデューサーには、おなじみスティーブン・スピルバーグのほか、『ジュラシック・ワールド』のフランク・マーシャル&パトリック・クローリーが名を連ねている。
映画『ジュラシック・ワールド』第4作(タイトル未定)は、2025年7月2日に米国公開予定。
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Source: The Hollywood Reporter