『ジュラシック・ワールド4』あらすじ判明、島に閉じ込められた6人の大人&ティーンを描く ─ 仮題『ジュラシック・シティ』、撮影も開始

米ユニバーサル・ピクチャーズが手がける『ジュラシック・ワールド』新作映画の撮影が開始されたことがわかった。あわせて、気になるあらすじも判明している。
本作は、これまでの『ジュラシック・ワールド』からキャストを一新し、新たなジュラシック時代を描くものとされている。2025年7月の米公開を目指してキャスティングが行われていたが、ついに出演者が出揃ったようだ。米Varietyによれば、現地時間6月13日より撮影が開始となったという。
まず最初に13日から16日まで、バンコクやチェンマイ、プーケット、パンガーといったタイの各都市でロケーション撮影が行われるとのこと。さらに大自然での撮影も1週間かけて実施予定で、ロケ地としてカオ・パノムベンチャー国立公園内にあるホゥアイトー滝が挙げられている。
タイでの撮影が終了し次第、撮影地を地中海にあるマルタ共和国に移動。同国内にあるスタジオで、7月から9月にかけて撮影が行われるそうだ。ほか、イギリスのスタジオでの撮影も実施されるという。
撮影情報とあわせて、『ジュラシック・パーク』(1993)を彷彿とさせるあらすじも到着。「島で身動きがとれなくなってしまう3人の大人と3人のティーンエイジャー」の物語が描かれるという。『ジュラシック』シリーズにおいて島といえば、テーマパークが建造されたイスラ・ヌブラル島(サイトA)と、恐竜たちの研究が行われていたイスラ・ソルナ島(サイトB)が存在するが、新作映画の舞台はこのどちらかの島となるのか、それとも初登場の島となるのか。
また、これまで“ジュラシック・ワールド4”と呼ばれてきた本作には、“ジュラシック・シティ”という仮題も与えられているとのことだ。映画製作では、撮影時にワーキングタイトル(仮題)が用いられることが多いため、正式タイトルが全く異なる可能性もある。
本作の出演者には、『アベンジャーズ』シリーズのスカーレット・ヨハンソン、「ブリジャートン家」(2020-)のジョナサン・ベイリー、『マグニフィセント・セブン』(2016)のマヌエル・ガルシア=ルルフォ、「オビ=ワン・ケノービ」(2022)のルパート・フレンド、『ムーンライト』(2016)のマハーシャラ・アリといった多彩な俳優が集結。若手キャストとして「マニフェスト 828便の謎」(2018-2023)や「フアン家のアメリカ開拓記」(2015-2020)のルナ・ブレイズと「私たちの青い夏」(2022-)や、「グランド・アーミー」(2020)のデイビット・イアコノの出演が判明している。
監督は『ザ・クリエイター/創造者』(2023)『GODZILLA ゴジラ』(2014)のギャレス・エドワーズ、脚本は『ジュラシック・パーク』(1993)『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)のデヴィッド・コープが務める。プロデューサーには、おなじみスティーブン・スピルバーグのほか、『ジュラシック・ワールド』のフランク・マーシャル&パトリック・クローリーが名を連ねている。
映画『ジュラシック・ワールド』第4作(タイトル未定)は、2025年7月2日に米国公開予定。
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Source:Variety