『ジュラシック・ワールド』新作に交渉中のギャレス・エドワーズ「全てを投げ捨てて飛び込みたい」とやる気満々

『ジュラシック・ワールド』新作映画の監督として交渉中と伝えられた『GODZILLA ゴジラ』(2014)『ザ・クリエイター/創造者』(2023)のギャレス・エドワーズだが、就任にかなり前向きな考えでいるようだ。米Colliderのインタビューでは、「今すぐ」取り掛かりたい意思を口にしている。
この映画は『ジュラシック・パーク』『ジュラシック・ワールド』世界の新時代を描く企画で、すでに2025年7月2日の米公開予定が決定している。先駆けて『デッドプール2』(2018)『ブレット・トレイン』(2022)のアクション系監督デヴィッド・リーチが交渉に入っていたが不成立に終わっており、ユニバーサル・ピクチャーズは新たな監督探しを急いでいた。
エドワーズが新候補となっているという情報は、すぐにネットを騒がせた。エドワーズはニュースが出てネットで話題になる前に、オファーの事実を家族に知らせたようだ。本人もかなり興奮していたようである。
「ちょうど休暇を取ろうとしていて、次の映画のアイデアを書き始めていたところだったんです。でも、こんな話をいただいたら、石ころのように全てを投げ捨てて、すぐに飛び込みますよ。」
「『ジュラシック・パーク』、大好きです」と続けるエドワーズは、「第1作は傑作映画でしょう……。こんな機会、夢のようです」と興奮のコメント。「フランク・マーシャル(大物プロデューサー)やユニバーサル、そして脚本を書いているデヴィッド・コープと仕事ができるなんて。みんなレジェンドですよ。めちゃくちゃ興奮しています」。
『GODZILLA ゴジラ』では大怪獣ゴジラを扱い、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)ではスター・ウォーズの世界に飛び込んだ。何かと巨大IPに縁のあるエドワーズだが、映画史上最も偉大なフランチャイズのひとつである『ジュラシック』シリーズ最新作への正式就任となるか。少なくともエドワーズは熱意に満ちているようなので、あとは契約条件に余程の不合意がない限り、決定の可能性はなかなか高いと見て良さそうだ。
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Source:Collider