『ジュラシック・ワールド』新作映画、デヴィッド・リーチ監督との交渉打ち切り ─ 創造上の相違、新任探しスタート

『ジュラシック・ワールド』新作映画を手がける米ユニバーサル・ピクチャーズとデヴィッド・リーチ監督の間で行われていた交渉が決裂したことが分かった。米Deadlineが報じている。
2024年2月上旬、『デッドプール2』(2018)や『ブレット・トレイン』(2022)などで知られるリーチが、『ジュラシック・ワールド』新作映画の監督として交渉中にあることが報じられた。成立すればプロデューサーも兼任する見込みだったが、ビジョンの違いを理由に交渉は友好的な打ち切りとなったという。

本作は『ジュラシック・ワールド』シリーズに属しながらも、クリス・プラットやブライス・ダラス・ハワードといった前作のメインキャストは出演しない模様。キャストを一新するとされている。
米公開は2025年7月2日の予定。米Varietyによれば、製作のユニバーサルはさっそく新任探しをスタートしているという。物語は「新たなジュラシック時代」を描くものとも伝えられており、『ジュラシック・パーク』に始まる『ジュラシック』シリーズの新機軸として期待されている。
脚本には、『ジュラシック・パーク』(1993)と『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)を執筆したデヴィッド・コープが復帰。製作として『ジュラシック・ワールド』シリーズのフランク・マーシャルとパトリック・クローリー、製作総指揮として『ジュラシック・パーク』シリーズ2作で監督を務めたスティーブン・スピルバーグが名を連ねている。
『ジュラシック・ワールド』シリーズ新作映画(タイトル未定)は2025年7月2日米公開予定。