【ネタバレ】『ジュラシック・ワールド/復活の大地』可愛いドロレスの悲しい裏話 ─ 「気管を潰されて」

この記事には、『ジュラシック・ワールド/復活の大地』のネタバレが含まれています。
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』に登場する小さな身体のアクイロプス。デルガド家の末娘イザベラは、この人懐こく愛らしいちび恐竜に「ドロレス」と名付けて友達となるのだが、その製作舞台裏には悲しいエピソードがあった。監督のギャレス・エドワーズが明かしている。
「悲しい話があるんです。サウンド・デザイナーの義母の愛猫が、他の猫に攻撃されて、気管を潰されてしまったのです。その猫は回復して、それはとても良かったんですが、それでも呼吸音がかなり変わったものになってしまった。
そして彼は、その呼吸音を収録したんです。その猫は、もう亡くなってしまったんですが……気の毒ですよね。それで、その音声をアクイロプスの声に使ったんです。だから、あのフガフガという鼻音は、気管を潰された彼の猫の声なんです。」
本作『復活の大地』の製作は2024年1月頃から始められていたもの。アクイロプスの声の基となった猫ちゃんが亡くなったのは気管の負傷によるものなのかは不明だが、担当サウンド・デザイナーの愛猫の“息吹”は、映画の中に残り続けることとなった。
それにしても、負傷した猫の声を素材に扱うとは。インタビューを共にした伝説的プロデューサーのフランク・マーシャルも「サウンド・デザイナーというのは変わり者が多くてね!」と驚いたエピソードだ。
ちなみにエドワースは、ドロレスにまつわる可笑しな“一説”も披露。劇中でイザベラはドロレスと離れ離れになった後に再会するが、実はアクイロプスの方は同一の個体ではなかったのでは?というものだ。「もし彼女がアクイロプスを見つけるたびに“ドロレス!”と言っていたら?実はぜんぜん別の個体で、アクイロプスの方は“この人、だれ?”と思っているかもしれませんね」。
また、ドロレスは映画の最後にデルガド一家や生き残った探査チームと共に島を脱出。しかし、人間の暮らす環境で恐竜たちは生き抜けないというのが、この映画で行われた説明だったはずだ。あの後、ドロレスはどうなったのか?との質問に、「彼らはどこかへと向かいます。ドロレスは大丈夫ですよ。間違いありません」とマーシャルは安心のコメントを語っている。
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は大ヒット公開中。
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Source:Collider



























