【ネタバレ】『ジュラシック・ワールド/復活の大地』出演者、とんでもない場面で出産を迎える ─ 予定日より2週間早かった

この記事には、『ジュラシック・ワールド/復活の大地』のネタバレが含まれています。

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』で、恐竜たちが棲むサン・ユベール島から“陸・空・海”の三大恐竜DNAサンプルを収集するという危険な計画を発案した製薬会社のマーティン・クレブス。劇中では自己中心的な行動を見せ、ラストでは廃墟と化したインジェン社の研究施設から一人で逃げ出す。しかし、一同がミュータント恐竜Dレックスに襲われたところに舞い戻ってくると、この巨大怪物に鷲掴みにされ、丸呑みの最期を迎える。

このシーンは製作スケジュールの最後に撮影されたもの。米Colliderによる現地イベントにて語ったプロデューサーのフランク・マーシャルによれば、この撮影では「全く予想外の出来事が起こった」という。
「ルパート・フレンドの子どもが生まれそうだったのですが、もともとは撮影終了後に出産する予定だったんですね。ところが、なんとまさにあのラストシーンを撮っている最中に出産を迎えたんです。」
イベントに同席したギャレス・エドワーズが、その一部始終を詳しく語っている。
「ルパートはワイヤーに吊るされていて、まさにDレックスに捕まって食べられようというシーンで、彼が”ああ!”と。ポケットに入れていた携帯が鳴って、妻が出産したと報告を受けたそうです。」
フレンドの妻はパラリンピック出場歴も持つアスリートで女優のエイミー・マリンズ。なんと夫が怪物に食べられようとするその瞬間、予定日より2週間早く出産を迎えたのだ。ブラック・ジョークが大好きなエドワーズは、「いま、2つの意味で人生が終わりましたね」とフレンドを祝ったという。
このエピソードには後日談も。明瞭な音声を追加収録するアフレコ作業(ADR)現場に、フレンドは赤ん坊を連れてやってきたという。生まれたばかりの我が子を前に、父親は怪物に襲われて食べられるシーンのため死の断末魔を上げ続けていたということだ。
「あの子は今後一生、セラピーが必要ですね」とエドワーズはまたもブラックジョーク。「あの子は、“あの人は誰?赤ん坊みたいに泣き叫んでるけど、私よりひどい!”という顔でずっと見ていましたから」。
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は大ヒット公開中。
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Source:Collider