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「オリジナル版『ジュラシック・パーク』DNAを感じられることに期待して」とスカーレット・ヨハンソン、『ジュラシック・ワールド/復活の大地』はスピルバーグ作品へのラブレター

ジュラシック・ワールド/復活の大地
©2025 Universal Studios. All Rights Reserved.

『ジュラシック・ワールド』シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は、キャストから見てもオリジナルシリーズへの愛やリスペクトにあふれた作品に仕上がっているようだ。シリーズを愛する主演俳優、スカーレット・ヨハンソンのコメントを米Varietyが伝えている。

シリーズの新章となる本作では、前作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022)から5年後、地球環境が恐竜を受けつけないことが判明した世界で、ヨハンソン演じるゾラ・ベネットたちのチームが任務に挑む。製作総指揮を務めるスティーブン・スピルバーグの意向で、『ジュラシック・ワールド』のタイトルを冠してはいるものの、すべての始まりとなった『ジュラシック・パーク』(1993)への原点回帰となる。

現地時間2025年6月17日に英ロンドンで開催されたワールド・プレミアには、ヨハンソンをはじめとするキャストやギャレス・エドワーズ監督らが集結。ヨハンソンは「まぎれもなく、スティーブンの作品へのラブレターだと思います。『ジュラシック』ユニバースのファンの皆さんは、オリジナル版『ジュラシック・パーク』のDNAを感じられることに期待してください」と語った。

本作はエドワーズ監督自身が、かねて「スティーブン・スピルバーグと、彼の初期作品への大いなるラブレターです」と語り、原点回帰の意向を強調してきた。ゾラとヘンリー・ルーミス博士(ジョナサン・ベイリー)が恐竜の卵らしきものを観察するシーンは、『ジュラシック・パーク』のみならず『インディ・ジョーンズ』シリーズをも思わせる。

幼少期から『ジュラシック』シリーズの大ファンだったヨハンソンは、これまでにも撮影現場での興奮ぶりや、シリーズに参加したい熱意をスピルバーグ本人に伝えたエピソードなどを数々披露してきた。今回、ベイリーも「夢にも思わなかったことです。『ジュラシック・パーク』は5歳のときに家族と初めて一緒に見た映画。家族もみんな来ているので、僕も今日は座って観ることにします」と話している。

一連のコメントからは、いかに『ジュラシック・パーク』が俳優たちにとっても重要な作品であり、シリーズの一員となれることが誇らしいかが伝わってくる。90年代からのファンにはどこか懐かしく、そして新たなファンには新鮮に映る世界が待ち受けているのだろう。

出演者はスカーレット・ヨハンソン、マハーシャラ・アリ、ジョナサン・ベイリー、ルパート・フレンド、マヌエル・ガルシア=ルルフォら。製作総指揮はスティーブン・スピルバーグ、監督は『ザ・クリエイター/創造者』(2023)のギャレス・エドワーズが務めた。脚本は『ジュラシック・パーク』(1993)『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)のデヴィッド・コープ。

映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は2025年8月8日(金)日本公開。

Source: Variety

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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