『ジョン・ウィック』謎の「サムライ・ウエスタン」スピンオフ企画が進行中

『ジョン・ウィック』シリーズにて、謎の「サムライ・ウエスタン」スピンオフ企画が進行中であることがわかった。
キアヌ・リーブス主演、チャド・スタエルスキ監督による『ジョン・ウィック』シリーズは、第1作『ジョン・ウィック』(2014)から第4作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)まで4作品が発表されたのち、ドラマ「ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から」(2023)、アナ・デ・アルマス主演映画『バレリーナ:The World of John Wick』(2025)のスピンオフが製作されている。
米Varietyによると、『ジョン・ウィック』ユニバースの一作となるサムライ・ウエスタン企画は、脚本を日系アメリカ人のオースティン・オサナイ・エヴェレットが執筆。子役時代に日本でNHKドラマに出演し、10代から映画製作を始めたという経歴の持ち主で、『ツイスターズ』(2024)のリー・アイザック・チョン監督による新作SF映画『ザ・トラベラー(原題)』で脚本を担当。今後は「もしもスタジオジブリが『死霊館』を撮ったら」というコンセプトのホラー映画『Akiya(原題)』で長編監督デビューを果たす予定だ。
『ジョン・ウィック』サムライ・ウェスタン企画について、エヴェレットは「私が言えるのはそれ(脚本を執筆していること)だけ」と述べており、映画なのかドラマシリーズなのかもわかっていない。『ジョン・ウィック:コンセクエンス』には真田広之演じるシマヅ・コウジと、リサ・サワヤマ演じる娘のアキラが登場したが、「サムライ」だからといって日本人キャストの2人が続投するとも限らないのだ。
なお現在『ジョン・ウィック』シリーズでは、キアヌ・リーブス主演のメインシリーズ第5作と、ドニー・イェンが監督・主演を務めるケインのスピンオフ映画(タイトル未定)が準備中。サムライ・ウエスタン企画はいつ実現するのか、製作の正式発表はいつになるのか。
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Source: Variety