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『ジュラシック・ワールド/炎の王国』米国版新予告編が公開される ― 新たな恐竜、寝室に現る

ジュラシック・ワールド/炎の王国
© Universal Pictures

映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の新たな予告編が米国にて公開された。
本作は人気映画『ジュラシック・パーク』シリーズの最新作で、『ジュラシック・ワールド』(2015)の続編。今回の映像は、2018年2月4日(現地時間)に米国最大のスポーツイベント、第52回スーパーボウルの中継にて放映されたものだ。

本作の舞台は、前作で崩壊したテーマパーク、ジュラシック・ワールドを有するイスラ・ヌブラル島。火山の大噴火の予兆が捉えられる危機的状況の中で、人類は恐竜の生死を自然に委ねるか、それとも自らの命を懸けて恐竜を救い出すのか、究極の選択を迫られる……。

前回公開された予告編は、こうしたストーリーラインをありのままに表現したものだった。炎が噴き上がる島に、大量に登場する恐竜たち、そしてアクションシーン。いわばアクション映画としての『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が強調された格好だったが、今回はむしろ“怖い映画”としての側面にフォーカスされたものといっていいだろう。
少女の眠る寝室に現れる新たな怪獣は、その演出もあいまって、まるで恐竜らしからぬクリーチャーのようにも思われるし、島では恐竜たちが容赦なく人間に襲いかかる。シリーズ第1作『ジュラシック・パーク』(1993)を思わせる場面に気づいた人も多いのではないだろうか。

出演者は前作より、主人公オーウェン役のクリス・プラット、ジュラシック・ワールドの運営責任者だったクレア役のブライス・ダラス・ハワードが続投。シリーズの人気キャラクター・マルコム博士役でジェフ・ゴールドブラムが再登場を果たす(今回の予告編には残念ながら登場せず)。そのほか、ジャスティス・スミス、ダニエラ・ピネダ、ジェームズ・クロムウェルらが新キャラクターとして登場する。

本作でメガホンを取るのは、『怪物はささやく』(2016)などホラー映画出身のJ・A・バヨナ。脚本は前作監督のコリン・トレボロウ、そしてデレク・コノリーが共同執筆した。なおスティーヴン・スピルバーグも製作総指揮として本作に携わっている。

映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は、2018年7月13日(金)より全国ロードショー

© Universal Pictures

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。