【独占】『ジョン・ウィック:パラベラム』キアヌに立ちはだかる新キャラたち ─ ニンジャから人間ハイタワー、リアル「ブラック・スワン」まで

キアヌ・リーブス主演のスタイリッシュ・アクション、『ジョン・ウィック』シリーズ最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』が2019年10月4日(金)に公開される。このたび、伝説の殺し屋ジョン・ウィックの前に立ちはだかるイカれたメンバー個性的なキャラクターの情報が一挙到着。THE RIVERでは、それぞれの姿をとらえた場面写真も独占入手した。
ジョン・ウィックさん、濃いキャラに出会う
殺し屋たちの聖域、コンチネンタルホテルで不殺の掟を破った“伝説の殺し屋”ジョン・ウィックは、裏社会の頂点に立つ闇の組織・主席連合によって1,400万ドルの賞金をかけられ、全世界で命を狙われる標的となってしまう。ジョンを殺そうと目論むのは、表の顔は寿司屋の板長、裏の顔はニンジャ軍団のボスという最強の暗殺者・ゼロ(マーク・ダカスコス)を筆頭に、いずれも個性あふれる殺し屋たちばかりだ。
「血の誓印」鋳造所管理人
絶対遵守の“血の契り”を交わすためのアイテム「血の誓印」の鋳造所を管理する、主席連合の重要人物・ベラーダ。前作では「血の誓印」による依頼を拒否したことで、ジョンはイタリアンマフィアに家を爆破され、その復讐の結果として全世界から命を狙われることになってしまった。いわば裏社会の超重要アイテムを握る男であり、「血の誓印」はジョンに関わりの深いアイテムだが、なぜジョンはベラーダのものを訪れるのか?
ベラーダ役を演じるのは、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のブロン役で知られるジェローム・フリン。ブロン役で見せた、飄々として底知れないキャラクターをどこか彷彿とさせる“腹の内が読めない”曲者キャラを好演している。
表の顔は板前、裏の顔はシラットニンジャ

殺し屋ゼロの部下として、ゼロとともにジョンの命を狙う、恐るべき戦闘能力を持つシノビの2人。東南アジア発祥の武術・シラットの達人である2人は、超高速の体術と華麗な連携技を駆使。日頃は寿司屋の板前として、板長のゼロと息のあった連携で絶品の寿司を提供している。同業者として(寿司屋ではなく殺し屋として)ジョンをリスペクトする2人が、互いの腕を確かめ合いながらジョンと戦うシーンでは、目にもとまらぬ近接技の応酬が繰り広げられる。
演じるのは、インドネシア発のアクション映画『ザ・レイド』シリーズで超絶アクションを披露し世界を驚愕させたヤヤン・ルヒアン&セセプ・アリフ・ラーマン。シラットをはじめ様々な武術に精通する2人は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)に起用されたほか、ルヒアンは三池崇史監督作品『極道大戦争』(2015)にも出演している。
ニューヨークの人間摩天楼〈ハイタワー〉
ジョンに懸けられた賞金を狙う殺し屋のひとり、2メートルを超える巨体と怪力を武器とするアーネストは、体格では分の悪いジョンを窮地に追い込む。演じたボバン・マリヤノヴィッチは、NBAのダラス・マーベリックスに所属し、セルビア代表選手でもある現役プロバスケットボール選手。2.2メートルというNBA選手でも抜きんでた長身を誇り、図書館の格闘シーンではボールから本へ持ち替えて、キアヌ目がけてダンクを狙う。ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサムらと同じ、アスリート出身俳優として今後の活躍も注目される人物だ。
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