『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』吹替キャストに伊藤沙莉が参戦、新キャラクターのケイラ役 ─ 本編クリップも到着

「ジュラシック」シリーズ待望の新作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』に登場する新キャラクターで、主人公オーウェンやクレア達と行動を共にして物語を大きく動かすケイラ役の日本語吹替キャストに、シリーズの大ファンでもある女優・伊藤沙莉が決定した。緊迫感溢れる日本語吹替版本編映像も公開されている。
先日、日本語吹替版キャストとして続投が発表されたクリス・プラット演じる主人公オーウェン役の玉木宏、ブライス・ダラス・ハワード演じるクレア役の木村佳乃に続き、新キャラクターのケイラ役(ディワンダ・ワイズ)として伊藤沙莉が起用。今までアニメーション作品では何度か声優として出演経験のある伊藤だが、実写映画の声優はなんと初挑戦。伊藤は、今までの声のお仕事とはまた違う緊張があったと明かしつつ、本作のオファーについて「親にこそっと伝えたのですが、やっぱりビックリしていました。皆が知っている作品ですし、家族も大好きなので喜んでいました」と長い間、世代を超えて愛され続ける「ジュラシック」シリーズへの参加に喜びを滲ませた。

また、30年近く続くシリーズの魅力について、伊藤は「自分達では本来想像ができない、恐竜が存在するという夢みたいなお話で、ファンタジーだけどすごくリアルなところや、恐竜との戦いや関わりもありつつ、ちゃんと人間ドラマが描かれているところです。あとはダイナミックにどんどんバージョンアップしていく感じが見ていて皆さん楽しいのかなと思います」と説明。6,600万年前に絶滅した恐竜が現代に蘇り、街中を縦横無尽に暴れまわるという夢のような世界観や、最新のCG技術を駆使した迫力満点の映像だけではなく、丁寧に描かれる登場人物の描写など、作品について余すことなく熱く語る。
自身が演じるケイラの役どころについては「すごくかっこいい女性だなと思っていて、良心がとてもある人というか、悪に染まり切れないキャラクターだと思うので、そういうちょっとした正義感が見えたらいいなと思ってやらせていただきました」とコメント。「本国の方(ディワンダ・ワイズ)がすごくかっこよく演じられているので、その空気感を何とか壊したくないなと思っていました」とも話し、ディワンダ本人の雰囲気も大切にしながら演じたという。
続いて、人間と恐竜の共存がテーマとなって描かれる本作にちなみ、もし襲われない前提で一緒に生活出来るとしたら恐竜と何をしたいか問われた伊藤は、「乗りたい!」と即答。「どれぐらいの大きさなんだろうって暇な時たまに思うんです。頭の部分とかに乗ったらすごい景色なんだろうなと思っています」と日頃から恐竜との生活について考えているようで、「ジュラシック」シリーズの世界が実現した時の夢について明かした。
最後に伊藤は、本作の魅力を改めてアピール。「私も初めて今回参加させていただきましたが、声を入れている時も(それぞれのシーンに)引き込まれるような惹きつけられる魅力があって、面白いのはほぼほぼ当たり前みたいな感じなんですが(笑)、今まで以上にドキドキ・ワクワク・ハラハラする作品になっていると思いますし、ハートフルな部分もあると思いますので、ぜひ皆さん劇場でドキドキを体験してほしいなと思います」と語った。
吹替版の本編クリップでは、ケイラの操縦する航空機でオーウェンやクレアと移動中、史上最大級の翼竜ケツァルコアトルスに襲われるという緊迫感溢れるシーンが収められている。強く頼もしく、そして何よりかっこいい新キャラクター・ケイラと伊藤の熱演に乞うご期待だ。
映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は2022年7月29日(金)全国超拡大ロードショー。
▼『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』 の記事
「イアン・マルコムは夕陽に向かって走り去ったのです、たぶん」 ─ 賛否『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』には「みなさん意見をお持ちですね」とジェフ・ゴールドブラム 何ともいえない哀愁感 【ネタバレ】『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』エンディング解説 ─ なぜ人間主体の物語になったのか、「シリーズを前進させるため」と監督 「私たち全員による産物」 【ネタバレ解説】『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』はなぜイナゴ映画となったのか ─ あえて恐竜から離れたワケ、監督が明かす物語のテーマ そんな想いがあったとは 『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』に復帰する『ジュラシック・パーク』レジェンド3人組を徹底紹介 ─ コレだけ読めば流れが丸わかり 鑑賞のお供にどうぞ 『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』新キャラ・ケイラの再登場は「難しいと思う」と出演者 ─ 復帰するなら前日譚を希望 もっと見たいぞ