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キアヌ・リーブスは一時期「K・C・リーブス」という芸名を使わされていたことがあった

ジョン・ウィック:パラベラム ジャパンプレミア
© THE RIVER

キアヌ・リーブスはファンにとって、その名前を聞くだけでも思わず笑顔がこぼれてしまう存在といってもいいだろう。しかしリーブスには駆け出しの頃、「キアヌ・リーブス」ではない芸名で活動していた時期がほんの少しあったそうだ。

NFL選手のトラヴィス・ケルシーとジェイソン・ケルシーの兄弟がホストを務めるPodcast番組出演時、「“ハリウッドにようこそ”って感じた瞬間はありますか?」と尋ねられたリーブス。その世界でのいわゆる“洗礼”を受けた瞬間はあるかと問われた。

リーブスは「初めてギャラをもらったのは16歳でしたね。16、7歳くらいからプロとして演技を始めました」とキャリアのスタートを振り返る。

「カナダのトロントにいたのですが、ロサンゼルス在住のマネージャーがつきました。二十歳のときに、ロサンゼルスに車で向かったんです。車を降りるとマネージャーが、“君の名前を変えたいんだ”って言ったんですよ。それが“ハリウッドへようこそ”でしたね。」

ケルシー兄弟が「まさか」「そんなことはさせなかったですよね」と驚きを隠せずにいると、リーブスは「ビーチを歩いたのを覚えてますよ。“名前?名前を変えたらどうなるんだ?”」と迫真のジェスチャーで当時をプレイバックする。相当困惑したのだろう。

「僕のミドルネームはチャールズだから”チャックかな?”って。スパディナっていう通りで育ったから、チャック・スパディナかなって。テンプルトンとかも考えました。それで、僕の芸名はK.C.リーブスになりました。クレジットにはK.C.リーブスと書かれましたよ。」

1986年のTVシリーズ「The Magical World of Disney」の1エピソードではK.C.リーブスの名前が記載されているが、その名前を長く続けることにはならなかったそう。

「オーディションで“K.C.リーブス”と呼ばれても、僕は答えもしませんでした。半年後には“こんなことやめておこう”となりました。でもそれが“ハリウッドへようこそ”の瞬間でしたね」

レオナルド・ディカプリオもつい先日、「名前が民族的すぎる」との理由から子役時代にレニー・ウィリアムズという芸名をつけられそうになったと明かしていた。今となっては、キアヌ・リーブス、レオナルド・ディカプリオ以外の名前でその存在を思い描くこともできないが、同様のエピソードが他の俳優陣にも起こっているのかもしれない。

Source:YouTube

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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