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『シビル・ウォー』ダニエル・ブリュール、「ファッション界の帝王」カール・ラガーフェルド役に挑む

ダニエル・ブリュール
Photo by Elena Ringo https://commons.wikimedia.org/wiki/File:7_Days_in_Entebbe_-_Daniel_Br%C3%BChl,_Rosamund_Pike,_Omar_Berdouni_-_Press_Conference.jpg Remixed by THE RIVER

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)ほかマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品のバロン・ジモ役で知られるダニエル・ブリュールが、ディズニープラス配信の新作ドラマ「Kaiser Karl(原題)」にて“ファッション界の帝王”ことカール・ラガーフェルド役を演じることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。

カール・ラガーフェルドは1933年生まれ、ドイツ出身のファッションデザイナー。これまで「シャネル」や「フェンディ」など多くのブランドのヘッドデザイナーあるいはクリエイティブ・ディレクターを務めており、ファッション界の重鎮として知られていた。2019年2月19日、85歳でこの世を去っている。

物語は1970年代のパリを舞台に、ラガーフェルドが同じデザイナーのイヴ・サンローランやピエール・ベルジェと競い合いながら、ハイファッションの世界で出世していくラガーフェルドの姿を描く。ラガーフェルドのタレントを見出す「クロエ」創業者のギャビー・アギョンと、ラガーフェルドの恋人ジャック・ドゥ・バシェールらも登場する。

共演者には、イヴ・サン=ローラン役に『BPM ビート・パー・ミニット』(2017)のアルノー・ヴァロア、ピエール・ヴェルジェ役に『VORTEX』(2021)のアレックス・ルッツ、ジャック・ドゥ・バシェール役に『17歳の瞳に映る世界』(2020)のテオドール・ペルラン、ギャビー・アギョン役に『恋するシャンソン』(1997)のアニエス・ジャウィ。

シリーズは全6話構成で、ディズニープラスとフランスの製作会社Gaumon、Jour Premierの3社共同製作となる。2023年3月現在、フランス・モナコ・イタリアにて撮影中。監督は『アントニー・ジマー』(2005)のジェローム・サル、『Une histoire(原題)』(2014)の脚本家オードリー・エストルーゴが務める。

原作はラファエル・バケのノンフィクション作品『カール・ラガーフェルド: モードと生きて』(早川書房)。脚本には原作者のバケをはじめ、「ヴァンパイア・イン・パリ」(2020-)のイサウレ・ピサニ=フェリー、ジェニファー・ハブが参加した。ピサニ=フェリーは脚本家チームの筆頭を務め、ドミニク・ボマール、ナタリー・ハーツバーグ、ハブと共同で全話の執筆を担当している。

なお、ブリュールの最新出演作はNetflixオリジナル映画西部戦線異状なし』(2022)で、ドイツ軍人のマティアス・エルツベルガーを演じている。『西部戦線異状なし』は、第95回アカデミー賞(2023)で作品賞・国際長編映画賞ほか9部門にノミネートされている話題作だ。

ドラマ「Kaiser Karl(原題)」の配信時期は未定。

Source: The Hollywood Reporter

Writer

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山野井 俊Shun Yamanoi

THE RIVER編集部員。東京都出身。幼少期を海外にて、約14年間過ごす。某ライフスタイルメディアを経て、THE RIVER編集部に加わる。これまで、主に記事執筆やインタビュー取材などを担当してきた。さまざまなジャンルをこよなく愛する、大の映画好き。

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