カレン・ギラン、ジェシー・アイゼンバーグ、アーロン・ポール、SF映画『デュアル』で共演 ─ 難病回復の女性、クローンと決闘

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ジュマンジ』シリーズのカレン・ギラン、「ブレイキング・バッド」(2008-2013)のアーロン・ポール、『ゾンビランド』シリーズのジェシー・アイゼンバーグが、SFスリラー映画『デュアル(原題:Dual)』に出演することがわかった。米The Hollywood Reporterなどが報じている。
物語の主人公は難病末期の女性。まもなく自分がこの世を去ることに備えて、友人や家族の喪失感を和らげるべく、彼女は自分のクローンを作ることを選ぶのだった。ところが、彼女は奇跡的に回復する。すでに作られたクローンを止めることもできなくなり、彼女は裁判所の指示を受けて、クローンと命懸けの決闘に臨むことになるのだった。
出演者はカレン、アーロン、ジェシーのほか、「HAWAII FIVE-0」(2010-2020)のビューラ・コアレ、『マリッジ・ストーリー』(2019)のマーサ・ケリー。カレンが演じるのは、主人公の女性と、そのクローンの一人二役。そのほかの配役は明らかになっていない。脚本・監督・製作は、同じくジェシーが主演を務めたブラックコメディ『The Art of Self Defense(原題)』(2019)の新鋭ライリー・スターンズ。キャリアは浅いものの、早くもこのキャスティングが揃うあたり、業界でも注目度を感じさせるというものだ。
脚本はすでに完成しており、新型コロナウイルスの感染状況が気にかかるものの、2020年夏の撮影開始を目指しているとのこと。製作と世界各国への販売は米XYZ Filmsが担当し、カンヌ国際映画祭に付随するバーチャル・マーケットで権利が販売されるとみられている。
Source: The Hollywood Reporter