キー・ホイ・クァン、『グーニーズ2』に前向き ─ 「また旅に出たい、今こそ実現させましょう」

スティーブン・スピルバーグ原案、少年少女の冒険を描いた青春映画の名作『グーニーズ』(1985)の続編企画に、オリジナル版でリチャード・“データ”・ワン役を演じたキー・ホイ・クァンが、復帰への前向きな姿勢を示した。
『グーニーズ』は海賊ウィリーが残した宝の地図を見つけた少年団グーニーズが、宝探しの旅の道中で、様々な邪魔や試練にぶつかりながらも友情を育み成長を遂げる冒険映画の最高峰。悪ガキ揃いのグーニーズの中でも、クァンは発明が趣味の聡明な少年データ役を好演した。
ヘビのゲイリー役で声優を務めた『ズートピア2』が公開を控えるクァンは、『グーニーズ』続編について「イベントでスティーヴン・スピルバーグに会った時に、初めて聞いたんです。(スピルバーグは)すごくわくわくしていましたよ」と米ComicBook.comのインタビューにて明かした。
「やりましょう、今こそ実現させましょう。過去40年間ずっと挑戦してきたのは知っているけど、かなりいい感じですよ。今回はクリス・コロンバスとスピルバーグが開発を手掛けていて、素晴らしい脚本家もいます。脚本家が第2稿を提出して、みんなすごく喜んでいる、という話を読みました。」
クァンの言う通り、『グーニーズ』続編は企画が立ち上がっては消え、を繰り返してきた。製作が正式に報じられたのは2025年2月で、その後、2025年9月には、脚本家のポッツィ・ポンチローリが「初稿は非常に好評で、第二稿はおおよそ95%完成している」と進捗が堅調である旨を語っている。
『ズートピア2』でビーバーのニブルズ役を演じているフォーチュン・フィームスターに対し、クァンは「“『グーニーズ2』に出ようよ。君にも出てほしいよ”と話した」そう。「あのキャラクターを再訪したいし、グーニーズの兄弟姉妹たちとまた旅に出たい」と再演への熱意は十分だ。『グーニーズ』共演者たちと定期的に再会の機会を設けているクァンにとって、続編はまさに念願ともいえる吉報なのだろう。
一方、主人公マイケルの兄ブランドン役を演じたジョシュ・ブローリンは、オリジナル版の何もかもが素晴らしいあまり、その価値を汚すような別の作品を世に出てしまうことは不安だと慎重な姿勢を見せていた。続編への想いは少し違っていても、オリジナル版への特別な感情は全員に共通しているはず。理想的な形での再集結が望める脚本が完成していることを祈りたい。
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Source: ComicBook.com


























