キアヌ・リーブス、『ジョン・ウィック:パラベラム』観るため映画館に足を運んでいた ─「観客と一緒にいたかった」

『ジョン・ウィック』シリーズを牽引する俳優、キアヌ・リーブス。『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)に対する反応を直接観るため映画館に自ら足を運んでいたようだ。
『ジョン・ウィック:パラベラム』は、『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017)につづくシリーズ第3作目。コンチネンタルホテルでの不殺の掟を破り、その罪で懸賞金をかけられてしまった伝説の殺し屋、ジョン・ウィックが世界中の殺し屋から狙われ死闘を繰り広げる様子が描かれる。2019年5月に米国公開されるや記録的な動員数を記録し、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の4週連続No.1を阻止して首位を奪取したことが話題を呼んだ。また世界興行収入は、シリーズ最高記録更新した。
“シリーズ最高傑作”と批評面でも絶賛された本作だが、キアヌは観客の反応が気になって仕方がなかったようだ。Esquireのインタビューにてキアヌは、一般客が来場する映画館に自ら足を運んだ理由について、「次回作を作れるかどうかはわかりませんでしたし、この映画を観客が気に入ってもらえるのかどうかを見たかったんです」と説明している。ひとりで観に行ったわけではなく友人を誘って一緒に観に行ったといい、「オープニングのナイフ・バトルでみんなが笑い出したときの気分は最高でした」と大変満足した様子だ。
堅実で心優しいことで知られるキアヌは、『ジョン・ウィック』シリーズを愛して止まないようで「観客と一緒にいたかったんです」と続けている。『ジョン・ウィック』シリーズは映画館で観るために製作された作品としながら、キアヌはポップコーンとM&M’s、そしてコカ・コーラをもって鑑賞したようだ。甘いものとしょっぱい食べ物の両方を用意するあたり、キアヌのチャーミングぶりがうかがえるだろう。
なお、続編の製作が実現されるか否かは当時不明だったと口にしていたキアヌだが、4作目は無事に製作されることが決定。もちろんキアヌはジョン・ウィック役を続投。そのほかには、ランス・レディックがコンチネンタル・ホテルのコンシェルジュ・シャロン役、イアン・マクシェーンがウィンストン役として復帰し、新キャストには、ドニー・イェンやビル・スカルスガルド、シャミア・アンダーソン、リナ・サワヤマ、真田広之らが名を連ねている。2022年5月27日に米国公開。
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Source: Esquire