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『キック・アス』リブート版「みんな驚くことになる」マシュー・ヴォーン自信 ─ 「今生きている世界の写し鏡」

キック・アス/ジャスティス・フォーエバー
『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』© 2013 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.

マシュー・ヴォーンが、セルフリブートする『キック・アス』への自信を滲ませている。米The Playlistとのインタビューで、リブート版の進捗を語った。

『キック・アス』シリーズは、スーパーヒーローに憧れて無謀な自警活動を始める平凡なオタク高校生の物語。2021年頃からリブート版が企画されており、現在は撮影が行われているところだ。

1作目『キック・アス』(2010)で監督・脚本・製作、2作目『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(2013)で製作を務めたヴォーンは、リブート版の狙いについて説明している。いわく、「このリブートは、私たちが今生きている世界の写し鏡であり、スーパーヒーロー映画やアメコミ映画に何が起きてしまったのか、それらの現在地を写し出したものでもある」とのこと。「みなさんは驚くことになるでしょう」と予告している。

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以前、「続編ではない」と語っていたヴォーンは、今回改めて「『キック・アス3』を作るために『キック・アス』の世界に戻ってきたくはありませんでした」と完全なリブートであることを強調。「“なるほど、これは前と違うけど、ものすごくイカしてるじゃん”って感じてもらえるようなものになっていると思います」と語り、前2作との差別化を図った作品となることを明かした。

リブート版の監督を別のフィルムメイカーに任せる意向でもある。ヴォーンは名前こそ明かしていないが、すでに監督とキャストは決定しているという。自らメガホンを取らない理由について、ヴォーンは「ワンマンのオーケストラで全ての楽器を演奏するのは、第一に疲れすぎます」と説明している。「第二にワンマンのオーケストラなど存在しません。そうした世界を作り上げなければいけないのです」。

以前、ヴォーン監督はリブート版を「ヤバい(kick ass)」な内容になると予告していた。現時点では全容が掴めないが、今はその言葉に期待しながら完成を待とう。

Source:The Playlist

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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