『キングスマン3』が中止?「撮影予定ない」が「まだ可能性はある」とタロン・エジャトン

『キングスマン』シリーズは現在、将来が不安定な状態だ。20世紀スタジオのスティーブ・アスベル会長が、シリーズについて「現時点で今後すぐの計画はありません」と述べていたのである。一方、主人公エグジー役のタロン・エジャントンは、まだ可能性を捨てずに待っているようだ。
タロン・エジャトン&コリン・ファース主演、マシュー・ヴォーン監督による『キングスマン』シリーズは、2015年『キングスマン』と続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2018)のほか、前日譚映画『キングスマン:ファースト・エージェント』(2021)の3作が製作された。一時は続編やスピンオフドラマを伴うユニバース拡大の意向が明かされていたが、『ファースト・エージェント』の後に急ブレーキがかかった状態だ。
スタジオ側が「予定なし」と断言したことについて、エジャトンは米ScreenRantに対して「それはFoxの誰かが仰っている、ということですよね」とコメント。自身も状況については「わからない」としつつ、個人的な思いを吐露している。
「だからといって、必ずしもやらないというわけでもないでしょう。マシューも僕も、もう一度やることを強く望んでいます。もう一度やりたい。撮影の日取りは決まっていませんが、まだ可能性はあると思っています。」
本来であれば、エジャトンとファースが復帰する『キングスマン3(仮題)』が動き始める時期だった。脚本作業は行われており、2025年にも撮影を開始する見込みだったはずだが、エジャトンの発言を受けると、これは白紙撤回されたようである。
かつてエジャトンは、シリーズについて「相応しいエンディングにしたい」「僕の人生を本当に変えてくれた作品の良さを十分に発揮したい」と格別の情熱を語っていたことがある。このまま密やかに終了してしまっては、エジャトンの思いも果たせないままとなってしまうが……。
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Source:ScreenRant