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『スター・ウォーズ』ルーカスフィルム社長キャスリーン・ケネディ、任期3年延長へ

キャスリーン・ケネディ Kathleen Kennedy
Photo by Dick Thomas Johnson https://www.flickr.com/photos/31029865@N06/25070399738

米ルーカスフィルムは、キャスリーン・ケネディ社長の任期を2021年までの3年間延長した。米The Hollywood Reporterが伝えた。

キャスリーンは、2012年にディズニーがルーカスフィルムを買収して以来、同社で社長を務める。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)以来のスター・ウォーズ・ユニバースのプロデュースを手がけ、『ローグ・ワン』(2016)や『ハン・ソロ』(2018)など、スピンオフ作品を打ち立てることで世界観を拡大する戦略を取っている。

キャスリーンにとって、同シリーズのファンにフォースの調和をもたらすことは常に簡単なものではない。2017年公開の『最後のジェダイ』は、興行収入成績こそ同シリーズ歴代2位の大ヒット作となったものの、伝統を覆す内容がファンの間で物議を醸し、『スター・ウォーズ』ブランドへの信頼を揺るがせた。それから間を入れずに公開された『ハン・ソロ』は5,000万ドルの損失、シリーズ初の赤字を記録することとなった。

製作においては、大事を取った人事再編を度々投じることでも知られる。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)では、若手の気鋭ギャレス・エドワーズを監督に起用しながら、公開のわずか数ヶ月前となって、トニー・ギルロイ主導による大部分の再撮影を命じた。『ハン・ソロ』ではフィル・ロードとクリス・ミラー監督が「製作上の相違」により途中降板。おなじく『エピソード9』でも、コリン・トレボロウ監督をやはり「製作上の相違」により解雇している

『スター・ウォーズ』からは、様々な派生作品や続編が検討されているが、ディズニー側が「待った」をかけている。米ウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・アイガーCEOは2018年9月、「(新作公開の)ペースを落とす」「作品のボリュームやタイミングについては、今までよりも気を配る」と宣言している。『ハン・ソロ』の公開時期を決めたのは自分であり、「私の失敗で、私の責任」とまで述べているのだ。

現時点で固まっている新作としては、『フォースの覚醒』J・J・エイブラムスが再び監督を務める『エピソード9』が2019年12月20日に米国公開予定。アニメシリーズ『スター・ウォーズ レジスタンス(原題:Star Wars Resistance)』が2018年10月7日(日)に米ディズニー・チャンネルでプレミア上映となるほか、『アイアンマン』(2008)などのジョン・ファヴローが手がける実写TVドラマシリーズも近く撮影を控えている。The Hollywood Reporterが伝えるところによれば、このTVドラマ作品では新キャラクターを導入し、世界観を拡張していく構えだという。

ルーカスフィルムとキャスリーン・ケネディは、2021年7月にはハリソン・フォード主演で『インディ・ジョーンズ』の新作映画も公開予定だ。キャスリーンの任期延長は、この作品をカバーできるだけの期間である。

Source:THR
Eyecatch Image:Dick Thomas Johnson

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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