『クララとお日さま』映画版に『ウェンズデー』ジェナ・オルテガと『魔法にかけられて』エイミー・アダムスが出演交渉中 ─ タイカ・ワイティティが監督

『ウェンズデー』で大ブレイクを果たしたジェナ・オルテガと、『アメリカン・ハッスル』(2014)『バイス』(2019)をはじめ、アカデミー賞に6度もノミネートされた名優エイミー・アダムスが、カズオ・イシグロの小説『クララとお日さま』の映画版に出演交渉中だという。米Deadlineが報じた。
本作は、孤独をしのぐために設計されたAIロボット、クララの物語。クララは、ジョシーという聡明なティーンエイジャーと彼女の母親に購入される。ジョシーはクララとすっかり仲良くなるが、謎の病に冒されてしまい、クララはジョシーと彼女を愛する人々を試練から救おうとし、その過程で人間の愛を学んでいく。オルテガはクララ役で主演すると見込まれており、交渉が締結すれば、アダムスはジョシーの母親を演じることになる。
アダムスは、『Junebug(原題)』(2006)『ダウト あるカトリック学校で』(2009)『ザ・ファイター』(2011)『ザ・マスター』(2013)でもアカデミー賞候補となり、その確かな表現力で定評のある演技派。『マン・オブ・スティール』(2013)をはじめとするDC映画のロイス・レイン役でも知られ、『魔法にかけられて』シリーズにも主演している。
対するオルテガは、サイコ・サスペンスドラマ「YOU ―君がすべて―」シーズン2で重要な役を演じて注目され、Netflixドラマ「ウェンズデー」(2022)で大ブレイク。『スクリーム』シリーズや『X エックス』(2022)などでも活躍しており、ホラーやダークな作品への出演が目立つため、『クララとお日さま』では新境地開拓となりそうだ。
脚本を担うのは、「MAD MEN マッドメン」(2007‐2015)「セス・アメリカ ~時代に挑んだ女たち~」(2020)を手がけたダーヴィ・ウォーラー。原作者のイシグロが製作総指揮を務め、ワイティティは、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのデヴィッド・ハイマン、「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」(2014‐2022)で組んだギャレット・バッシュとプロデューサーも兼任する。
『クララとお日さま』映画版はアダムスの出演が決定し次第、数週間以内に撮影開始の予定。
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Source:Deadline