キーラ・ナイトレイ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』復帰の可能性を否定 ─ 「彼女は華麗に出航しましたから」

海賊アドベンチャー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズについては新企画2本の可能性が報じられているが、前4作でエリザベス・スワン役を演じたキーラ・ナイトレイに復帰する意志はないようだ。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズは、18世紀のカリブ海を舞台にジャック・スパロウ船長(ジョニー・デップ)をはじめとする海賊たちを描いた冒険活劇。米Entertainment Tonightのインタビューに応じたナイトレイは、シリーズに続投する可能性を訊かれると、「彼女(エリザベス)は華麗に出航して、素晴らしい形でもって船で去りましたから」と回答。エリザベスは出航したまま、シリーズには戻って来ないと示唆した。
今年(2023年)は、シリーズ第1作『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003)の公開から20周年を迎えるが、ナイトレイは次のようなコメントで当時を振り返った。「自分のキャリアに関して言えば、その年に大きく羽ばたきました。その年は、『ベッカムに恋して』と『ラブ・アクチュアリー』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』が公開されましたからね。この3作について質問されても、私は16か17歳だったので、残念ながら(撮影のことは)あまり覚えていないんです。ですが、私にとって大きな年だったことは確かです」。
なお、水面下で動ているとされる新企画2本は、DC映画のハーレイ・クイン役などで知られるマーゴット・ロビーを主演に迎える女性版リブートと、若手キャストを主役に新たな冒険を描くバージョンだが、具体的な進捗状況は不明だ。
ナイトレイはシリーズへの復帰をやんわり否定したが、剣士ウィル・ターナー役で4作に出演したオーランド・ブルームは、「現在のウィルがどうなっているのか見てみたい」と再演に前向きなコメントを発信。また、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)でヘンリー・ターナー役を演じたブレントン・スウェイツも新企画に興味を示し、「興味深いですね。面白そうだし、彼を演じられると思います」と話していた。
なお、ジャック・スパロウを演じたジョニー・デップの再登板については、元妻との裁判で勝利したことで風向きが変わりつつある。プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーはデップの復帰について、「今も取り組んでいる」と明かしている。
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Source:Entertainment Tonight