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『キャプテン・マーベル』マリア役ラシャーナ・リンチ、MCU作品の「大役」オーディション受けていた ─ 『ブラックパンサー』『ヴェノム』『アベンジャーズ』まで

Lashana Lynch ラシャーナ・リンチ
Photo by MTV International https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Lashana_Lynch_interview_2019.jpg| Remixed by THE RIVER

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『キャプテン・マーベル』(2019)の主人公キャロル・ダンバースのパイロット仲間マリア・ランボー役で一躍その名を世界に知らしめた女優ラシャーナ・リンチ。MCU映画出演という一握りのチャンスを『キャプテン・マーベル』で見事掴んだ彼女だが、スーパーヒーロー役を求めて本作以前のマーベル作品でもオーディションを受けていたのだという。

『キャプテン・マーベル』を経て、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年4月公開予定)を次回作に控えるリンチは、このたび英GQとのインタビューにて、自身の無名時代を振り返っている。自身の主演ドラマ「Still Star-Crossed」(2017)の撮影が行われていた2016年4月〜5月頃から、早くも「次はスーパーヒーローを演じたい」「マーベル作品を目指したい」という気持ちを胸に抱いていたというリンチは、「何年にも渡って」オーディションに挑んでいたそうだ。『キャプテン・マーベル』に起用された時を振り返りながら、以下のように続ける。

「マーベルのサラ・フィン(MCU作品のキャスティング・ディレクターを歴任)が、私が出入りしていたことを知っていたんです。大役と端役の両方でたくさんのオーディションを受けていましたから。」

大役というからには、リンチがオーディションを受けていた作品が気になるところ。これに関しては、「誰かは言いませんけど」とした上で、「『ブラックパンサー』ですね。この映画には友人が何人かいましたから」とリンチは明かしている。仮にリンチが『ブラックパンサー』(2018)で“大役”のオーディションを受けていたとすると、ダナイ・グリラ演じるオコエ、ルピタ・ニョンゴ演じるナキア、レティーシャ・ライト演じるシュリの3人が濃厚だろう。というのも、グリラとニョンゴの『ブラックパンサー』へのキャスティングが伝えられたのが2016年7月、ライトが2016年10月なのだ。まさにリンチがスーパーヒーロー役を目指し始めていた時期と重なることになる。

『ブラックパンサー』のほかにも、「あとは『ヴェノム』とか『アベンジャーズ』映画ですかね」と、オーディションを受けたマーベル作品を挙げるリンチ。「上手くいったの(作品)もちょっとはありましたよ」と当時を回顧した。

なお、現在は『キャプテン・マーベル』の続編企画が進行中だ。既報によれば、続編の舞台は前作の1990年代から現代に移るとのこと。監督には、リブート版『キャンディマン(原題:Candyman)』のニア・ダコスタが起用されている。リンチの続投は定かでない。

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Source: GQ, Indiewire,Variety

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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