グラミー受賞のドナルド・グローバー、チャイルディッシュ・ガンビーノ名義引退の決意変わらず ─ 「終わりは良いこと」哲学語る

『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)や『ハン・ソロ:スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)といった超大作に立て続けに出演を果たし、一方でアニメ版『デッドプール』のプロデューサーを手がけるほか、ドラマ「アトランタ(原題:Atlanta)」で原案/主演を務めるなど多才を発揮するドナルド・グローバーには、更にもうひとつの顔がある。チャイルディッシュ・ガンビーノの名で活動するミュージシャンとしての顔だ。

ドナルドはチャイルディッシュ・ガンビーノ名義によるアルバム「Awaken,My Love!」収録の楽曲「Redbone」で第60回グラミー賞 最優秀トラディショナル・R&B・ヴォーカル・パフォーマンス賞を見事受賞。2018年1月28日にマディソン・スクエア・ガーデンで開催された授賞式バックステージでは、蓄音機形のトロフィーを手に喜びの声を語った。「おかげさまで、本当にありがたいお話です」とはにかむドナルドだが、実は2017年6月に「次のアルバムが最後」としてチャイルディッシュ・ガンビーノ名義の引退を示唆していた。この度、グラミー賞の栄誉にあずかってもその意志は変わらないようだ。ドナルドは続けて、独自の哲学をこう語る。


「今は、別のプロジェクトを進めているんです。終わりを迎えるのが良いんです。前に進むために大切なこと。正直、もしもあらゆる物事が死を迎えたら、世界は問題だらけにはならないでしょう。終わりって良いことだと思いますよ。そのおかげでより良くなれるんですから。

 

ドナルド・グローバーは、チャイルディッシュ・ガンビーノ名義でこれまでに3枚のアルバムをリリース。ラッパーとしての活躍も目覚ましかったが、2016年の「Awaken, My Love!」では一転してラップを封印、サイケやファンクなど70年代的な要素を取り入れて高い評価を得た。2018年公開の『ハン・ソロ:スター・ウォーズ・ストーリー』ではランド・カルリシアン役を演じるほか、ディズニー実写版『ライオンキング』ではシンバ役を射止めた。自身が原案・脚本・主演を務めるドラマ「アトランタ」ではゴールデン・グローブ賞コメディ部門主演男優賞ほか多数の賞を受賞。エンターテインメント業界のほぼ全方位に向けてその才能を爆発させている。

 

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THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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