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『The Last of Us』ドラマ版、少女エリーは同性愛者の設定を継承へ ─ 脚本家「約束します」

The Last Of Us
Photo by Björn Engqvist https://www.flickr.com/photos/bjornolsson/13778430663/

傑作サバイバルゲーム『The Last of Us(ラスト・オブ・アス)』のドラマ版では、少女エリーがゲームと同じく同性愛者として描かれるという。本作で脚本を手掛けるクレイグ・メイジンがTwitterで明かしている。

ゲーム『The Last of Us』では、ある日突然、人間を凶暴化させる寄生菌の感染拡大により荒廃したアメリカを舞台に、かつて娘を失った主人公ジョエルと、少女エリーのサバイバル劇が描かれる。このたび、ゲームファンの一人がTwitterで、ドラマ版について「同性愛者を同性愛者のままとして描いてください。どうかお願いします。あの設定を無かったことにしないでください」と投稿。メイジンはこれに対して「約束します」と返答している。

エリーが同性愛者だと判明したのは、『The Last of Us』のダウンロードコンテンツ(DLC)として2014年に配信された『The Last of Us Left Behind ‐残されたもの‐』。エリーの前日譚を描いた同作では、彼女が友達のライリーにキスするという回想シーンが登場。2016年には、ゲーム版のクリエイティブ・ディレクターを務めたニール・ドラックマン氏が「私はエリーが同性愛者であるという考えのもと(脚本を)書きましたよ」語っていた

また、2020年5月29日発売予定の続編『The Last Of Us Part Ⅱ』のゲームプレイ映像でも、エリーと新キャラクターのディーナのキスシーンが確認されている。続編ではより一層、エリーのセクシャリティが掘り下げられていくことになりそうだ。既報によると、ドラマ版はゲームの出来事を基にしており、『The Last of Us Part II』の要素も含まれる可能性もあるとされていた。少なくとも、原作で描かれているエリーのセクシャルな部分は、ドラマ版にもきちんと引き継がれるというわけだ。

ドラマ版「The Last of Us(原題)」のキャストや製作時期などは不明。脚本・製作総指揮は、ゲームを手掛けたニール・ドラックマンと「チェルノブイリ」(2019)のクレイグ・メイジンが共同で担当する。

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Sources: Craig Mazin, popQT

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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