ジャレッド・レト、ジョーカー再演の可能性に言及 ─ 「絶対にないとは言わない」

DC映画『スーサイド・スクワッド』(2016)でジョーカー役に挑み、『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(2021)にも同役でカムバックしたジャレッド・レト。前者が公開された当時は、そのジョーカー像が賛否両論となっていたが、レトが“犯罪界の道化師王子”を再演することはあるのだろうか。
米ソニー・ピクチャーズ製作によるマーベルの新ヴィラン映画『モービウス』に主演するレトが、プロモーションのために米Varietyの取材に登場。将来的にDC作品にジョーカー役で復帰する可能性について質問され、こう答えている。
「絶対にないとは言いません。僕にとって彼ら(今まで演じたキャラクター)は生きていて、呼吸をしている人間のようなものなんです。もちろん、そうでないことはわかっていますが、(役に)愛着があるので二度と演じることがなかったら残念です。」
そしてレトは、『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』でジョーカーを再演した心境を、2021年に米Entertainment Tonightのインタビューでこう語っていた。
「(スナイダーは)他の誰よりもこの世界を知っています。彼はキャラクターに対して深い思い入れがあり、ファンのことも大切にしています。僕は彼の作品に関わってストーリーを再び語り、彼が夢見た形で伝えられて嬉しかったです。それに、このキャラクターに再び足を踏み入れることが出来て、とても楽しかったです。」
ちなみに、DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)では、2023年6月に米国公開される『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』でマルチバースの扉が開く。ということは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で起きたように、過去フランチャイズや他のユニバースからキャラクターが登場することも可能な訳だ。よって、将来的に製作されるDC作品で、レト演じるジョーカーが復活する可能性に少なからず期待できそうだ。
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Source:Variety , Entertainment Tonight