『デッドプール2』シャッタースター役俳優、映画『ナイトウィング』登板の可能性が浮上 ― DCコミックスと面会の事実認める

映画『デッドプール2』(2018)のシャッタースター役や、ドラマ『Marvel アイアン・フィスト』(2017)への出演で知られる俳優ルイス・タンが、DC映画『ナイトウィング(仮題)』などについてDCコミックスとの面会を済ませていたことがわかった。米That Hashtag Show誌のインタビューにて本人が認めている。
2018年6月中旬、ルイスはDCコミックスとのミーティングに臨んだことをTwitterにて明かしていた。ただし、当時はいかなる内容の話し合いだったのかが不明だったのである。
Great meeting My father started in this business with Tim Burtons #Batman, soon will be full circle. #DC @TheDCUniverse pic.twitter.com/n8jmwTs1hI
— Lewis Tan (@TheLewisTan) 2018年6月11日
ルイスがDCと面会したことから、ファンの間では複数の噂が生まれていた。なかでも注目を集めたのは、アジア系イギリス人であるルイスがディック・グレイソン/ナイトウィングを演じるのではないかという説。インタビュアーが「あなたの演じるディック・グレイソンを見たいんです。現実になりそうでしょうか?」と尋ねたところ、ルイスはこれを否定しなかったのである。
「クリス・マッケイ(『ナイトウィング』監督)が武道家を求めているんです、面白いですよね。僕のTwitterをフォローしていただいて。(ミーティングは)すごく良い雰囲気でした。僕から正式にお話しできることはないんです。
(『ナイトウィング』は)クリスが準備を進めているプロジェクトで、僕はDCの幹部の方々とお話ししました。みなさんが(コミックの)大ファンで、もちろん僕もそうですけど。父(フィリップ・タン)は『バットマン』(1989年版)に出るためにアメリカへやってきたので、きちんと一周してお返ししたいと思っています。[中略]いろんなお話をしましたし、その中にはナイトウィングの話題もありました。ですから、様子を見たいと思いますね。」
以前、クリス監督は『ナイトウィング』について、CGを極力抑えた「本物のスタントワーク」による「ヤバいアクション映画」にしたいという意向を明かしていた。2018年7月現在キャスティングは決定していないが、武道家やマーシャル・アーツにルーツを持つ俳優を探しているということは、その路線を非常に重要視しているということだろう。
それにしてもアジア系のディック・グレイソンというキャスティングは、実現すればきっと大きな話題を呼ぶことだろう。残念ながら『デッドプール2』では登場シーンの少なかったルイスだが、もしやDC映画でアクションスターへの道を切り拓くことになるかもしれない…?
Sources: THS, Lewis Tan
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