DC映画『ナイトウィング』、CG最小限の「ヤバいアクション映画」目指す!クリス・マッケイ監督、構想を熱く語る

DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)作品のひとつとして製作が発表されている『ナイトウィング(仮題)』は、バットマン/ブルース・ウェインの相棒であるロビンあるいはナイトウィング/ディック・グレイソンを主人公としたストーリーだ。
スーサイド・スクワッド2(仮題)』や『ワンダーウーマン2(仮題)』など待機中の作品が数多く存在するDCEUにおいて、本作の製作スケジュールは未だ明かされていないものの、すでに監督には『レゴRバットマン ザ・ムービー』(2017)のクリス・マッケイが就任している。

『レゴRバットマン ザ・ムービー』でそのユーモアセンスとアクション演出、ストーリーテリングの巧みさを存分に発揮したマッケイにとって、『ナイトウィング』は商業映画で初めて手がける実写作品となる。しかもDCコミックスの実写化となればいきなりの大役だが、マッケイは臆するどころか、その製作を今から楽しみにしているようだ。
プロデューサーを務めた映画『レゴRニンジャゴー ザ・ムービー』(2017年9月30日公開)のプロモーションで、米コライダーに対して彼はその心境をありのままに明かしている。

ロビン&ナイトウィング、いよいよ本格映画化

コミックの大ファンだったというマッケイは、ロビン&ナイトウィングを「業界人なら誰もが知っているのに、十分に映画化されなかったキャラクター」だと形容する。

「ティム・バートンが『バットマン』(1989)を作っていた時、みんなは“ロビンの話もやるんだろうな、『バットマン・リターンズ』(1992)までお預けかな、いやその次の作品(編集部注:1995年『バットマン・フォーエヴァー』)かな……”ってずっと考えてたと思いますよ。クリストファー・ノーラン版の時も“彼がロビンになるの?”って。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)が作られた時もそんな話をしていましたよね。」

自身がロビン&ナイトウィング/ディック・グレイソンとともに成長したというマッケイは、「僕は弱いヤツの話が大好きなんです。彼の物語は、コミックにおける最高の“弱いヤツの話”ですよ」と話している。かつてロビン&ナイトウィングというキャラクターを「ゴッサムシティを体験する窓口」だと表現していた彼は、より細やかにその真意を教えてくれた。

「みんなはずっとロビンをダサいヤツだと思ってきたし、“ロビンみたいになりたくない、ロビン役はイヤだ、バットマンがやりたい”って言ってきたと思うんです。でも僕みたいな子供にとって、ロビンはバットマンの世界を知るための、その中に入るための窓のような存在でした。
コミックの世界に、リアルタイムで変化していくキャラクターは他にいなかったんですよ。ほかのキャラクターは、みんなそれぞれの年齢では荒っぽい方ですしね。コミックの中で実際に成長するキャラクターはほとんどいませんでした。別の何かになったり、少年から大人になったり、自分の生活をして、なりたいものになっていくようなのはね。」

こうした言葉を言い換えるなら、ロビン&ナイトウィングこそDCコミックスの世界を“低い目線から見つめるヒーロー”だということになるだろう。マッケイはそんな“弱いヤツの話”を、現在数多く存在するヒーロー映画とは一線を画するやり方で撮ろうと考えているようだ。

温かくてエモーショナルな、マジでヤバいアクション映画にするつもりですよ。クレイジーで楽しい乗り物みたいなね。誰がナイトウィング役になろうと、そして他の出演者のみんなにも超キツい訓練を受けてもらいます。たくさんやることがありますからね。たくさんCGを使うつもりはないし、全部を本物でやりますよ。本物のスタントワークですね。すべてをカメラの前で、確実にやってもらわなくてはいけません。[中略]彼(ナイトウィング)がやることはすべてリアルでなくてはならないんです。彼のスーパーパワーは、人間として本当にスゴいんですよ。格闘も、身のこなしもね。それをスクリーンで観てもらえると思います。楽しみですよ!」

アニメの世界で活躍してきたマッケイが、『ナイトウィング』を「全部本物でやる」と発言するあたりには、彼の“これは実写映画なのだ”という覚悟も見てとれる。キャスティングも決定しておらず作業は初期段階のようだが、彼は一体どんな手つきで実写映画を、そして『ナイトウィング』を撮ってくれるのだろうか。今から非常に楽しみな一本であることは間違いない。

クリス・マッケイ監督がバットマンの世界を描いた、映画『レゴRバットマン ザ・ムービー』はブルーレイ&DVD、4K UHDが現在発売中。

Source:?http://collider.com/nightwing-movie-details-practical-effects/
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1989年生まれ。THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはわかりづらいまま、少しだけわかりやすくしてお届けできればと思っております。

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