Menu
(0)

Search

ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作『Licorice Pizza』米予告編 ─1970年、ロサンゼルスを舞台にした青春物語

https://youtu.be/ofnXPwUPENo

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007)『ファントム・スレッド』(2017)などの鬼才、ポール・トーマス・アンダーソン監督・脚本による待望の新作映画『Licorice Pizza(原題)』より米国版予告編が公開された。ブラッドリー・クーパーも出演している注目作だ。

『ファントム・スレッド』以来の監督最新作となる本作は、1970年代、アメリカ・ロサンゼルスのサンフェルナンド・バレーを舞台にした青春物語。既報によると高校生の子役俳優が、ハリウッドのプロデューサーや有名な映画監督と親しくなっていく姿が描かれるとのことで、Deadlineでは、ゲイリー・ヴァレンタイン(クーパー・ホフマン)とアラナ・ケイン(アラナ・ハイム)がロサンゼルス郊外で成長し、走り回り、恋に落ちる姿が描かれると記されている。

ちなみにポール・トーマス・アンダーソン監督が、1970年代を背景とした作品を手掛けるのは、『ブギーナイツ』(1997)『インヒアレント・ヴァイス』(2014)に続いて3作目で、サンフェルナンド・バレーを舞台にするのは、『ブギーナイツ』(1997)『マグノリア』(1999)『パンチドランク・ラブ』(2002)に続いて4作目だ。

このたび公開された予告編では、デヴィッド・ボウイの「ライフ・オン・マーズ?」が流れる中、ゲイリーとアラナの出会いや、ふたりが情熱的な恋心に翻弄されていく姿が映し出されている。またブラッドリー・クーパー演じる男は、ヘアドレッサーとしてハリウッドで長年にわたり活躍している人物とのことで、どうやらバーブラ・ストライサンドと付き合っている模様。予告編の後半では、ゲイリーが警察に逮捕される姿など、一筋縄ではいかなそうな展開も捉えられている。ふたりの若き日の恋愛模様を描くだけの作品に収まることはなさそうだ。

共演者には、ショーン・ペンやベニー・サフディらが名を連ねている。主人公役を演じるクーパーは、『ザ・マスター』(2010)のフィリップ・シーモア・ホフマンの息子であり、本作が長編映画への初出演作になるという。IMDBによると、ポール・トーマス・アンダーソン監督作の多くを手掛けている、レディオ・ヘッドのジョニー・グリーンウッドが音楽を担当したとのことだ。

映画『Licorice Pizza(原題)』は、2021年11月26日に米国公開。

あわせて読みたい

Source: Polygon , Deadline

Writer

アバター画像
Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly