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『トイ・ストーリー』新作映画『バズ・ライトイヤー』徹底解説 ─ あらすじ&日米声優キャスト、ピクサー劇場復活作としての思いも

バズ・ライトイヤー
©2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

ディズニーピクサーを代表する『トイ・ストーリー』シリーズの新章『バズ・ライトイヤー』が、2022年7月1日より無限の彼方から日本の劇場にやってくる。イカしたカウボーイのウッディと並ぶアンディのお気に入りトイであるバズだが、映画『バズ・ライトイヤー』で描かれるのは、おもちゃのモデルとなったスペース・レンジャー“バズ・ライトイヤー”のお話。知られざるオリジンストーリーとして注目度も高く、アメリカでは現地時間2022年6月17日より封切りを迎える。

公開まで残すところ後2週間。『トイ・ストーリー3』(2010)『トイ・ストーリー4』(2019)の地上波放送も行われるということで、ピクサーファンはお祭り気分だろう。本記事では、そんな気分を更に高めるべく、『バズ・ライトイヤー』の作品情報をまとめてみた。ぜひ鑑賞前の予習に、ご活用いただきたい。

『バズ・ライトイヤー』の物語

バズ・ライトイヤー
(C)2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

「無限の彼方へさあ行くぞ」でおなじみ、“おもちゃ”バズ・ライトイヤーのモデルは、アンディが人生を変えてしまうほど夢中になった映画の主人公だった。『バズ・ライトイヤー』で描かれるのは、その映画の物語。優秀なスペース・レンジャーとして活躍していたバズだったが、自分の力を過信した為に1,200人もの乗組員と共に危険な惑星に不時着してしまう。はるか遠い地球に帰還すべく、バズはたったひとりで困難なハイパー航行を繰り返すが、何度も失敗してしまっていた。

そんな彼を長年支え続けていたのは、バズと同じ“スペース・レンジャー”にして、後にスター・コマンドの指揮官に昇進するほど優秀な相棒、そしてバズの成功を誰よりも信じていた親友のアリーシャだった。しかし、バズのハイパー航行中の時間経過は、数分で通常の数年分に相当するため、バズが任務に挑むうちになんと62年もの時が経ってしまった。その間歳を重ねたアリーシャは、やがてバズを残してこの世を去ってしまう。孤独なバズは親友の存在を胸に冒険へ繰り出し、そこで彼の運命を変える新たな仲間と出会うことになる。

『トイ・ストーリー』ではバズの宿敵として悪の帝王ザーグがたびたび登場していたが、『バズ・ライトイヤー』ではこのザーグがバズたちの前に立ちはだかる。アリーシャの孫が率いる少人数レジスタンスチームはザーグの乗り込む宇宙船を破壊しようと試み、バズはそのパイロットとして活躍することになるようだ。予告編では、ザーグとの一騎打ちシーンもわずかに登場しており、壮大なクライマックスを思わせもするが、大人気のおもちゃとして子どもたちから愛されることになるバズは、どのような運命を辿るのだろうか。

キャラクター・声優(本国アメリカ/日本)

『バズ・ライトイヤー』では、バズのほかにも個性的なキャラクターが登場。ここでは主要キャラクターの簡単な紹介と本国アメリカ&日本の声優キャストをご紹介する。

バズ・ライトイヤー

バズ・ライトイヤー
©2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

主人公。自尊心が高く正義に燃える熱いスペース・レンジャー。本国版で声優を務めるのは、マーベル『キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ』シリーズのキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役でおなじみのクリス・エヴァンス。同役に続き、ディズニーとは連続コラボレーションとなる。日本語吹替を担当するのは、第45回日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を『孤狼の血 LEVEL2』(2022年)で受賞した鈴木亮平。アクションからコメディ、シリアスなドラマまで幅広い作品で活躍している。アメリカ本社のオーディションを経て、見事抜擢された。

バズ・ライトイヤー
(C)2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

イジー

バズの運命を変える仲間。バズの相棒・アリーシャの孫で新米チーム“ジュニア・パトロール”の一員だ。本国版で声優を務めるのは、歌手・俳優・声優とマルチに活躍するキキ・パーマー。次回作に、ジョーダン・ピールの『NOPE/ノープ』を控える。日本語吹替を担当するのは、「3年A組 ―今から皆さんは、人質です」「悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?」などの今田美桜。『トイ・ストーリー』のファンだったという今田も、オーディションに合格し、役を射止めた。

Writer

SAWADA
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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