『リロ&スティッチ』実写映画版、リロの姉・ナニ役が決定

ディズニーの人気アニメ映画『リロ&スティッチ』(2002)の実写映画版に、リロの姉・ナニ役として新鋭シドニー・エリザベス・エグドンが起用されたことがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。
『リロ・アンド・スティッチ』は、ハワイを舞台に、人間の少女・リロとエイリアン・スティッチの交流を描いた人気作。のちに『ヒックとドラゴン』シリーズを手がけるディーン・デュボア&クリス・サンダースが脚本・監督を務め、続編やテレビ版も製作される大ヒットシリーズとなった。
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リロの姉であるナニは、亡き両親にかわってリロを育てる“親代わり”ともいうべき存在で、アニメ版ではティア・カレルが声優を務めていた。アニメでは恋人のデイヴィッドも登場していたが、実写版での設定は明らかになっていない。
演じるシドニー・エリザベス・エグドンは、ハワイにルーツを持ち、主にインディペンデント映画やテレビ映画の世界で活躍。Netflixシリーズ「マイ・ブロック」シーズン4(2021)に出演したほか、歌手としても活動している。妹は『アップサイドダウン・マジック』(2020)やNetflixシリーズ「バイオハザード」(2022)のシエナ・アグドンだ。
そのほか実写版の出演者として判明しているのは、リロ役に抜擢された新人のマイア・ケアロハ、『ハングオーバー!』シリーズのザック・ガリフィアナキス(エイリアンであるプリークリーの声を務めるという)。実写版『アラジン』(2019)でアンダース王子役を演じたビリー・マグヌッセンも出演する。なお、スティッチは全編CGで描かれる。
監督は、実写&ストップモーションを融合させたA24映画『マルセル 靴をはいた小さな貝』(2023年6月日本公開)で高く評価されたディーン・フライシャー・キャンプ。脚本は『モアナと伝説の海』(2016)に携わったクリス・K・T・ブライト、製作は『アラジン』(2018)のダン・リン&ジョナサン・アイリヒ。
実写映画版『リロ&スティッチ(原題)』はディズニープラスにて配信予定。
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Source: The Hollywood Reporter, Deadline