『リロ&スティッチ』実写映画版、コブラ・バブルス役にエミー賞受賞俳優が決定

ディズニーの人気アニメ映画『リロ&スティッチ』(2002)の実写映画版に、コブラ・バブルズ役として『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(2017)「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」(2016)のコートニー・B・ヴァンスが起用されたことがわかった。米Deadlineが報じている。
『リロ・アンド・スティッチ』は、ハワイを舞台に、人間の少女・リロとエイリアン・スティッチの交流を描いた人気作。のちに『ヒックとドラゴン』シリーズを手がけるディーン・デュボア&クリス・サンダースが脚本・監督を務め、続編やテレビ版も製作される大ヒットシリーズとなった。
コブラ・バブルスは元CIAエージェントで、リロと姉のナニを担当する福祉局のソーシャルワーカー。映画版やテレビシリーズ版では、ヴィング・レイムスやケビン・マイケル・リチャードソンなどが声優を務めていた。
演じるコートニー・B・ヴァンスは、「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」とHBOドラマ「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」(2020)で2度エミー賞を受賞した実力派俳優。ほかにも「LAW & ORDER:犯罪心理捜査班」(2001-2011)や「ジーニアス:アレサ」(2021)など様々なドラマに出演している。
映画の主な出演作には『ザ・マミー』のほか、『レッド・オクトーバーを追え!』(1990)、『デンジャラス・マインド/卒業の日まで』(1995)、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)、『ベン・イズ・バック』(2018)などがある。妻は『ブラック・パンサー』シリーズで女王ラモンダ役を演じるアンジェラ・バセットだ。
実写版のキャストはそのほか、リロ役に抜擢された新人のマイア・ケアロハ、『ハングオーバー!』シリーズのザック・ガリフィアナキス(エイリアンであるプリークリーの声を務めるという)、実写版『アラジン』(2019)でアンダース王子役を演じたビリー・マグヌッセン、ナニ役を演じる「マイ・ブロック」シーズン4のシドニー・エリザベス・エグドン。なお、スティッチは全編CGで描かれる。
監督は、実写&ストップモーションを融合させたA24映画『マルセル 靴をはいた小さな貝』(2023年6月日本公開)で高く評価されたディーン・フライシャー・キャンプ。脚本は『モアナと伝説の海』(2016)に携わったクリス・K・T・ブライト、製作は『アラジン』(2018)のダン・リン&ジョナサン・アイリヒ。
実写映画版『リロ&スティッチ(原題)』はディズニープラスにて配信予定。
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Source:Deadline