マーベル「ロキ」では「予想外の」カメオに期待せよ ─ 脚本家が予告

トム・ヒドルストン主演、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新ドラマ「ロキ」が2021年6月9日より配信開始となる。多くのサプライズが仕掛けられてきた「ワンダヴィジョン」「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に続く新作ということで、本作に寄せられた期待はなおのこと大きい。そんな中、MCUの恒例行事とも言えるカメオ登場に関して、本作で脚本・製作総指揮を務めるマイケル・ウォルドロンが気になる発言を繰り出した。
本作は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の後、四次元キューブを手にして逃亡したロキが、改変させてしまった現実を元に戻すべく、“世界の時間”を修復する物語。米Digital Spyのインタビューに応じた監督のケイト・ヘロンによれば、本作は着想元とする原作コミックが特に無いというから、これまでのMCUの流れを引き継ぎながらもオリジナルのストーリーが展開されていく。
これまでのMCUの流れを除き、本作ではベースのストーリーが存在しないが故に、登場するキャラクターも未知数。ヘロンと共にインタビューに同席したウォルドロンは、原作コミックに基づいていないことを踏まえた上で、カメオ登場するキャラクターへのヒントを出している。いわく、「予想外(のキャラクター)に期待してください」というのだ。
ウォルドロンによれば、「権利の範囲内で法的にクリアしている」ことだけを条件に、本作では自由な製作が行われたという。つまり、カメオ登場についても、このルールさえ満たしていれば何でもあり得るということだ。
MCUにおけるカメオ出演者といえば、マーベル・コミックはじめアメコミ界の巨匠であるスタン・リーが代表的。そのほか主な例としては、初代ハルクを演じたルー・フェリグノが『インクレディブル・ハルク』(2008)で警備員役、俳優マット・デイモンやサム・ニールが『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)でアスガルドの劇団員役でカメオ出演した。「ワンダヴィジョン」では、MCUへの『X-MEN』合流を予感させるようなサプライズカメオも実現している。
本作でのカメオ登場者を予想していくにあたり、ヒントとなりそうなのがロキの行き先。ロキは、現実を元通りにするべくMCUの様々な過去に遡っていくことになる。“どの時点の過去か”こそ定かでないものの、ロキが行き着くMCUの世界で、視聴者にとって馴染みのあるMCUキャラクターが登場するなんてことも考えられなくはない。あるいはデイモンやニールの例のように、大物俳優が端役で出演することもあり得る。また、登場する人物のほかにも、全6話の中でカメオが“どれだけ登場する”のかも気になるところだ。
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Source: Digital Spy